ケアンズ、エアーズロック、シドニーに行く、初めてのオーストラリアおすすめ定番ツアー

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初めましてMASAと申します。添乗員がお届けするブログ【MASA-TABI|海外旅行に出発する前の参考に】です。

この記事では、ツアーで行く初めてのオーストラリアにおすすめな、ケアンズ、エアーズロック、シドニーという定番コースについてお話しします。

各スポットでの観光がツアーで行くとどんな感じか、私が乗ったコースを例にざっと見ていきます (2017/4)。

オーストラリアは個人で行かれるという方も多いと思いますが、周遊だとツアーで行くのが楽です (個人ツアーも〇)。

これからツアーを選ぶ参考に、また既にお申込みの方も、予習用にお読みいただければと思います。

ツアー行程の一例と時季

私が乗ったツアーの行程は

行程 宿泊地
1 夜、成田発 機中泊
2 早朝ケアンズ着、キュランダ観光 ケアンズ
3 終日グリーン島へ ケアンズ
4 早朝エアーズロックへ&観光 エアーズロック
5 終日エアーズロック エアーズロック
6 午後便でシドニーへ シドニー
7 シドニー観光、夜便 機中泊
8 早朝、羽田着

各街で日本人ガイドが付き、空港ケア&観光案内 (グリーン島の日はなし、船内や島には日本人係がいる)。

まあオーストラリアは治安もよいですし、「航空券+宿」の個人ツアーでもよさそうですが (ケアンズでアクティビティーなど、1か所のみ滞在ならよさそう)、周遊なら団体ツアーが安心&楽でおすすめです!

フライト

ケアンズへはジェットスターにて (ツアーなので食事&毛布付きプラン、水以外のドリンク&映画は有料)、帰りはシドニーよりカンタス航空 (共に夜行便。また席UPプランも有)。

国内線は、ジェットスターは全て有料、カンタスは軽食+ソフトドリンクが含まれる。

4月上旬という時季は

5~10月の冬が乾季、11~4月の夏が雨季。ベストシーズンは一般的に、ケアンズは4~11月 (特に10~11月がよく、5月は△とか)、

ウルルは5~9月 (特に4~5月、8~10月がよいと)、シドニーは夏がよいが一年中OKと言われています。

では私が行った4月上旬・秋はどうだったかというと、ケアンズは気温23/29℃、晴れ/くもりで風が強かった。海はキレイな感じに見えましたが (お客様や現地会社曰く、水中は少し濁っている??)

エアーズロックは、天気は晴れ、10/29℃ (砂漠なので朝晩の冷込みあり)、登山はできました (現在は閉鎖に)。

シドニーは14/21℃と低めで晴れくもり。

ウルル (エアーズロック) とケアンズに合わせると、現地の春か秋になると思いますが、4月も悪くなかったですが、選べるなら秋の方がベターなのかもしれません。

ですが、そもそもツアーなので、そんな悪い時期には出さないとは思います。

ケアンズ

ツアーでの観光

ケアンズの見所といえば、熱帯雨林&グレートバリアリーフ!(共に世界遺産)

個人やフリープランで行けば、海アクティビティーを中心にいろいろできると思いますが (他の島や、人工浮島ポンツーンへ行ったり、ダイビングなども)、

ツアー観光では、まずはキュランダ&グリーン島というのが多いでしょうか (+コアラを抱っこしての記念撮影)。

キュランダ 

世界最古の熱帯雨林に囲まれた、山奥にあるリゾートの村。

行きはスカイレール、帰りはキュランダ鉄道で訪れます (またはその逆)。ツアーでの観光例は⇒

行きにスカイレール (6名乗りゴンドラ、所要は30分。1つ目のレッドピーク駅で下車し、ガイドさんによる植物の説明を聞きながら一周10分ほど歩いたり。2つ目のバロンの滝では降りない)→

コアラガーデンズへ (コアラを抱っこして写真、他にカンガルーなど見られる)→

昼食までフリータイム (ショッピング&フードカート店の名物アイスも)→

帰りはキュランダ鉄道 (8名掛け、バロン滝で10分停車、ケアンズまで2時間弱)。

グリーン島 

グレートバリアリーフの中に浮かぶ、全体がサンゴ礁でできている小さな島。

島では基本自由行動ですが、船に含まれている無料イベント、別料金のオプションがあります

オプション例は、ヘリコプター (グレートバリアリーフを見渡す)、シーウォーカー (スッポリ被る特殊マスクで水中を歩いて魚鑑賞) など。

この2つのOPは、前日に現地ガイドが注文を取り、問診表・飲んでいる薬など記入し、事前に参加可否を確認。当日も行きの船内にて手続き。

当日の流れは、まず片道75分の船に乗ってグリーン島へ。①ロッカーを使う場合は、事前にA$1、2コインを用意しておく、②タオルは、ホテルのものを添乗員が用意。

乗船券に含まれているものは⇒ シュノーケル器具、船内ランチ、グラスボトム・ボートです。

シュノーケルは、行きの船内後方にて器具を借り、島に着いたらビーチで各自で楽しむ。グラスボトム・ボートは時間が決まっているので、その時間に船に集合。

島に着いたら、添乗員の案内後は自由行動。OP参加の方は、指定時間に集合。

海の水はとてもきれいですが、シュノーケルもシーウォークもまあまあだったという声もあり?でもシーウォーカーは日本人インストラクターなので安心してできます。

ホテル

ここでは一覧・比較検討ではなく、私が泊まったホテルを一例としてご紹介・・・

Rydges Esplanade 

飾り気はないですが、ツアー泊としては十分。スタッフもよく (日本人係がいる時も)、日本人には勝手がよい感じのホテルでした。

部屋は地味ですが、一通りの設備あり。ロビーには給水器やミニショップ (周辺は何もない)、持出し可のビーチタオルもフロントで貸出。

食事は、シーフード・ビュッフェの夕食はよかったです、朝食はふつう (おかゆ有)。

難点は、街中心まで遠いことでしょうか (南へ徒歩25分、ホテル送迎は1日3本のみ)。

ただ、ケアンズは街散策というよりもアクティビティーへ、街は食事&買い物くらいで、ツアーならバスで行ってくれるので。

レストラン

Bushfire Flame Grill 

ツアー夕食、石焼ステーキのセットメニュー、お肉は柔らかく量より質で、完食できました。

熱々の石の上に生のビーフ塊がのって出てきて、自分でカット&好きな焼き加減で食べる方式 (ミニライス・サラダ付)。

店内はカジュアルな格好でOKな感じ。次回機会があったら、シュラスコを試してみたいです。

エアーズロック

オーストラリアといえばこの景色!国の中心に位置する、世界2番目に大きな一枚岩。先住民のアボリジニの聖地であり (呼び名はウルル)、世界遺産にも登録。

観光では、この岩をあらゆる角度から鑑賞します (時間帯により表情を変える様子を)。また、岩周辺に点在するスポットにも、いくつか訪れます。

ツアーでの観光

サンライズ 

ホテルでBOX朝食を受け取り、サンライズ・ビューポイントへ (岩の南東)。バスから簡易イスを借りて、各自好きなところで食べ→ 展望台にて朝日の当たるエアーズロックを観賞 (刻々と移りゆく色を楽しみます)

クニヤ・ウォーク 

岩の南側、ムチジュルの泉まで歩きます。

カタジュタ (マウント・オルガ) 

エアーズロックから西へ50km。風の谷 (ポイント1) まで歩いて行って、また戻ります。

サンセット 

岩の西にあるサンセット・ポイントにて、刻々と変わりゆく色の岩を観賞、なんとも素晴らしい風景です。ガイドさんがテーブルを組み立てて、シャンパンやスナックを用意してくれます。

シャンパングラス越しにエアーズロックを見ると、岩が逆さに映る「インスタ映え写真」が撮れます。

野外バーベキューディナー 

サンセットの後、屋外の会場へ。料理は、牛ステーキにカンガルーなどいろいろで、ドリンクもアルコール込み、とても美味しかったです&雰囲気〇 (AAT Kings社)。

その後、ガイドさんの案内で星空観察を。

ヘリコプター (別料金オプショナル) 

午後のフリータイムにオプションツアーで、飛行時間は15分 (待ち時間もあるので計1時間ほど)。聖なる場所だからか、あまり岩の近くまでは行かない感じですが、全体を見渡せます。

その他フリータイムには 

宿近くには、いくつか歩いて行ける岩展望スポットがあります。また最終日朝には希望者と、ラクダ農場 (他にも動物がいる) やビジターセンター、スーパー (カンガルーの尻尾が売られている) に行ったり。

ウルル (エアーズロック) 登頂

エアーズロック登頂2017年4月、登山口がOpenする確率は20%と言われたなか、私が訪れたときは、たまたま着いたその日に登ることができました。

3日間チャンスがあったなかで、開いたのはその時だけだったのでほんとラッキーです (一番の目標をクリアーできて)。

ですが、登るのはかなりハードでした。出だし這いつくばるように少し登ってから、30分ほどは鎖につかまりながらの急斜面 (45°前後)。

そこからゴールまではまだ先が長く、アップダウンの岩で決して歩きやすくはないのです。

ゴールしたのは私を含め4名。なるほどこれだけ危険なので、ちょっと風が強かったりするとすぐ閉まってしまうのがよくわかります。

というよりこの岩はアボリジニーにとっての聖地なのであって、もともと登るための場所ではない (だから道が整備されていない) のだなと実感した気がします。

登らないという方は、ガイドさんが近くの「マラ・ウォーク」を案内。また終了後には、冷たい麦茶&おしぼりを用意してくれていました。

2019/10/25- 登山禁止に。

ホテル

岩の北20kmに位置するユーラーラ。ホテルが密集した一種のリゾート風エリアで、ディズニーランドのような感じ、無料循環バスが20分おきに走っています (10:30~)。

■この辺りはハエが多いので、顔ネットを持参するとよいです。

Outback Pioneer Hotel & Lodge 

宿「Outback Pioneer」の外観私が行ったツアーでの、基本プランの宿。エリア内では一番リーズナブルということで、他宿と比べカジュアルな雰囲気。

ランクアップ宿で「デザートガーデンズ」がありましたが、そのキレイで洗練された部屋・ロビーと比べると、スタンダードだなと感じます。

ですが、エアーズロック・リゾートの宿は高いので、予算を考え・寝るだけならこちら「アウトバック」で十分かと。

外観はどの宿も分棟コテージタイプで、そんな変わらないと思いますし。ただ「デザートガーデンズ」は、2階のウルル・ビュー部屋も選べるのと、タウンセンターが近くで便利というのはありますかね。

部屋は、設備は一通りそろっています (エアコン・冷蔵庫・ドライヤー・バスタブ)。ですが内装はそれなりで、全部平屋なので眺望はなし。お湯の出は、区画によっては悪いこともあるようです。

フロントの小屋は狭く、横に屋根付きの野外テーブル・エリア。このエリアが宿の中心的場所で、周りにBARやセルフBBQ、さらに演奏ステージがあり夜は賑わいます。

奥には別に、室内レストラン「バウハウス」やプールもあります。

なんというかこのエリア一帯がリゾート的な雰囲気で、フロント小屋の内外は現地ツアーや空港送迎を待つ人たちで賑わい、どこかハワイのホテルロビーのよう。

その他は、フロントスタッフは親切、レストランの食事はまあまあ、裏にちょっとした展望台あり、

タウンセンター (スーパー・店がある) へは、リゾート内循環バスで行けます (ですが夕方は従業員寮にも寄るので、半周に35分もかかった...歩けば15分)。

この宿のBARは、エリア唯一の持出し酒が買える場所。ドミトリーも併設しているので、ランドリーや外の共用シャワーもあり。こんな感じですが、独特なカジュアル雰囲気もまたよいかもしれません。

あともし宿ランクアッププランがあったら、今回は動き的に、毎回標準プラン宿へ食事に来なければならなかったので、要注意です!

シドニー

ツアーでの観光

ブルーマウンテンズ国立公園 

シドニー市内から西・内陸へ約100km (2時間弱) にある高原の避暑地。山を覆うユーカリから揮発した油分が日光に反射して青く霞んで見えることから、ブルーマウンテンズと名付けられました。

シーニックワールド・・・ケーブルウェイで下って→ シダの森のなかを30分歩き→ レイルウェイで上がる。

このレールウェイは、旧炭坑のトロッコを利用した最大斜度52度という乗り物で、下りがスリルがあって混むからか、ツアーだと逆の順で。

エコーポイント・・・展望台よりスリーシスターズを見る (=三姉妹の伝説で有名な3本の奇岩)。

シドニー市内 

ハーバーエリア (オペラハウス、ミセス・マッコリーズ・チェアで下車)

ホテル

Rydges World Square 

部屋はキレイで広め、立地も街の中心・かつ地下にスーパーColes(6-24:00)あり、周りには店やレストランがたくさんで、十分よかったです。

オーストラリア入国の注意点

まず当然ですが、ETASビザが必要です (会社に申し込んでいなければ自力取得)。

入国検疫カード記入のポイント

機内で日本語版のカードをもらい、6番の食べ物は⇒生ものでなければ「いいえ」に、常備飲んでいる薬があれば⇒7番を「はい」にチェック。食べ物は持っていかないのがよいです (2018年9月)。

入国審査の流れ

今は自動ゲートが多いですが、2017/4のツアーでは、ケアンズ空港で自動が混んでいたので、有人カウンターを利用。

入国後に入国カードをチェックされ、ターンテーブルで荷物を取った後は検疫、あちこちに割り振られる (探知犬のみ orバッグ開ける)。

入国免税範囲の注意点

タバコの持込みは50本まで。よく調べられます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。初めてのオーストラリア旅行におすすめな主要3スポットの、ツアーでの観光&重要な点を、ざっとまとめてお話ししました。

それではどうぞ、よい旅を!お気をつけていってらっしゃいませ!

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