セントマーティン、バルバドス、グレナダ~東カリブ・クルーズ寄港地、ロイヤルカリビアン船ツアー/自力観光にて

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初めましてMASAと申します。添乗員がお届けするブログ【MASA-TABI|海外旅行に出発する前の参考に】です。

この記事は、ロイヤルカリビアンの東カリブ海クルーズ (サンファン出港の小型船) に個人で乗ったときの寄港地についてです (2020年1月)。

各寄港地では、船主催のツアーに参加するか、自力で観光に行くか、もしくはその両方で、私が体験したことをもとにお話しします。

また、私がやらなかった選択肢、簡単な国の概要や名物料理などについてもご紹介します。

これから以下の寄港地を訪れる予定の方は、船ツアー選び&自力観光の参考に、またこれからクルーズを検討される方は、コースを選びの参考に、是非お読みいただければと思います。

フィリップスバーグ (セント・マーティン)

国の概要

セント・マーティン島は、東西南北17kmの小さな島で、北がフランス領サン・マルタン (首都マリゴ)、南がオランダ領シント・マールテン (首都フィリップスバーグ) となっています。

国境はあってないようなものですが、法律は異なるようです。さらに北へフェリーで20分のところに、イギリス領アンギラがあります。

■通貨は⇒ 共通でUSドル払いが可能 (ユーロも同レートなので、ドルがベター)

■クルーズ港は⇒ フィリップスバーグの南東 (1~2km、歩くと15-25分と遠い)

船主催ツアー「アイランド・ツアー」

船の到着・出港時間は8:00 / 17:00。この島で一番やりたかったことはマホ・ベイでの「飛行機スレスレ着陸観賞」ですが、北の仏領エリアもちょっと見てみたかったので、午前の短いツアーに参加。

クルーズ港から時計と反対周りに島を一周。まず北へ向かい、ソルト池の横をかすめ、仏領オルレアン街へ。郊外の住宅街といった感じで何もなく、東遠めには海が見える。

西海岸へ向かい、フランス側の首都マリゴへ。30分のフリータイム、といっても露店・買い物タイム?北の丘手前にショッピングセンターがあったので、上階に上がったら、港の景色が見えました。

南に向かい、オランダ領南西シンプソン・ベイから東にある「Carousel Gelateria Bar」(アイス店内に小メリーゴーランド) に着いた時点で離団し、タクシーでマホ・ベイへ向かいました。

11:30頃から続々と着陸ラッシュが始まるのに、間に合うように。ツアーでそのまま港に戻ってしまうと、かなりの時間とお金のロスだったので。

はっきり言ってこのツアーはつまらなかったですが、ざっと全体の様子は見られたし、ツアー代金$27はタクシーを貸切って走ったと思えばOK。

マホビーチ、飛行機スレスレ着陸観賞

マホ・ベイ・ビーチ 

この着陸を鑑賞するマホ・ベイというのは、オランダ側にあるプリンセス・ジュリアナ空港の滑走路端すぐに隣接する、すごく狭いビーチです。

サンセット・ビーチバー 

私は左から右に向かって飛行機が降りてくる写真を撮りたかったので、ビーチの南側にある「サンセット・ビーチバー」 というお店に陣取りました。

本当はビーチ上にいた方が、真上に飛行機が飛んできて迫力があり、「体感する」にはよいかもしれませんが、横からの写真が撮れないのです。

このお店からだと若干遠めではありますが、海を入れて全体を撮影するにはよいと思います (トップの写真)。それにビーチ上は暑くて、ずっと長くはいられないので (しかも立ちっぱなしで)。

店内は・・・お店は混んでいて、11:00オープンと同時に入店が望ましいですが、このときは、なんとか軒下の海側テーブルをシェアさせてもらいました。ちなみにパラソル席では、日差しが暑くてダメですね。

たまに仲間と交代でビーチに行ってきたりもよいです。降りてくるときの迫力もすごいですが、離陸するときのジェット噴射の音と風圧もすごい。

あとはお酒でも飲みながら、飛行機が飛んでくるのをひたすら待つのみです。大きめ旅客機の着陸予定時刻は、店内サーフボードに表示してあるのでチェック。

14:50のエールフランスまで4時間近くこの店にいましたが (私が訪れた日はKLMがなく残念)、意外と長い時間には感じませんでした。

ラテン音楽がガンガン流れてきて、キレイなカリビアンブルーの海を眺めながらというのはなんとも心地よく、小さな飛行機はバンバンおりてくるので、その度にカメラを構えてはしゃいでたので。無料WiFiも利用できますし。

食事は・・・まあこのような場所は、高い割にふつうというのはしょうがないですね。周りを見ていると、ピザが美味しそうでした。「デルタ」など、飛行機名がメニューになっています。

ビールは$4と、ドリンクの中でも一番手頃、エールタイプの地ビールもありました。フルーツのスムージーは、高めですが美味。

その他・・・トイレのシステムは、最初に$1払って緑の券をもらい、計4回使えます (その度に4隅をもぎられ)。さらに飲食の会計でその券を渡せば、その$1分引いてくれるというやり方=飲食をすれば無料ということです。

帰りのタクシーは、店を出てすぐ右で待機しています。クルーズ港まで戻るには30分はかかるので、時間には気を付けて!

その他

オランダ側の首都フィリップスバーグは、免税のショッピング天国として有名ですが、私は街散策はしませんでした。

あと船主催ツアーには、ビーチやマリンアクティビティ系の内容が多いようでした。私的にはもっと時間があったら、仏エリア北西のグランドケースで、美味しいものを食べたかったです。

アイコンフォント-チェック飛行機スレスレ着陸観賞だけなら、船主催のツアーもありますが、自力で全然OKです。クルーズ港にはタクシーが待機しているはずですから (目安は片道$20)。

シャーロットアマリー (セント・トーマス)

国の概要

プエルトリコの東約120kmにあるヴァージン諸島の1つ。西方に米領、東方に英領の島があり、ゲートとなるのは、米領の首都シャーロットアマリーがあるセント・トーマス島。

他にも、美しいビーチが印象的なセント・ジョン島などがあります (セント・トーマスの東)。

メゲンズ・ベイ

Drake's Seat展望台Magens Bay、クルーズ寄港中に自力で訪問、初めてのセント・トーマスならまずは訪れたいスポット (世界で最も美しい10ビーチに選ばれたとのことで)。

確かに美しいですが、そこまですごいというほどでもなかったですかね。でも午前中は静かなビーチで、奥の方は人も少なくのんびりできました。

それに水は透き通っていてとてもキレイ (泳ぐとたまに魚も見える) ⇔ マホベイのミルキーなカリビアンブルーとは別種。

それよりこの場所を素晴らしく感じるのは⇒ Drake's Seat 展望台からの眺めの方ではないかと思います。入り江になった景色&海の色が絵になります!

行き方は⇒ Crown Bayクルーズ港から乗合タクシーで。行き10+帰りは街まで8+入場料5=$23 (船主催ツアー$38より安く)。行きの途中に、展望台に寄ってもらいました (追加料なし)。

ビーチではパラソルを借りなくても、屋根付きエリア (イス) が1か所ありました。他にはパドルボート貸出や海の家など。あと私はシャワーが見つけられず、WC横の水で体を流しました (半海水)。帰る頃にビーチは混雑に~

シャーロットアマリー散策

徒歩にてガバメントヒルへ⇒ 99 Stepsを上がると海を見渡す展望スポット&史跡が点在、歴史建造物「黒ひげの城」は閉館でした。

下ってメインストリートへ⇒ 街中は華やかな雰囲気で「世界一の免税天国」といわれていますが、ショッピングに興味がなければ、観光的には面白くないですかね。あと東にクリスチャン砦があります (行かなかった)。

クルーズ港は⇒ 湾の南東Havensightではなく、西へ行ったCrown Bayという場所で、歩くには少し遠いのでタクシーで (定額制)。

他にあった船ツアーは

  • コーラルワールド・オーシャンパーク&コキ・ビーチ (北東)
  • スミス・ベイ (さらに東のエコビーチ)
  • ハネムーン・ビーチでパドルボート (南西のウォーター島西)
  • Cas Cayのマングローブにてカヤック&トレック (南東)
  • セント・ジョン島のトランク湾など

マリンやビーチ系の船ツアーで、選択肢が多いですね。カリブのなかではかなりメジャー、華やかな感じのするリゾート島で、寄港するクルーズも多く、何度も訪れる人が多いからなのでしょう。

ブリッジタウン (バルバドス)

国の概要

■首都はブリッジタウン、英国領、南北34km・東西22kmで島の全体が珊瑚礁でできています。

西のカリブ海側は、砂浜と穏やかな海で、近代的なリゾートホテルが建ち並ぶ ⇔ 東の大西洋側は、貿易風に吹きさらされ波しぶきを上げる海と断崖。中心部は緩やかな丘陵地帯。

経済力が高く、カリブの中では最も裕福な国の1つ。また世界的人気歌手リアーナの出身国としても知られています。

■通貨はバルバドス・ドル
(US$1=Bds$2)

■迷彩色の服装は禁止

船主催ツアー「ハイライト」

東海岸パノラマツアーの主旨は⇒ 島全体を大まかに周遊

まず南西にあるブリッジタウンの港を出発してすぐに「リアーナの生家」近くを通り過ぎ、西海岸を北へ進む→

Hole town (入植発祥の地)&
Speights town (ジョージアン様式建物)の車窓観光、

この西海岸は、有名人も泊まりにくる高級ホテルも建ち、華やかな感じ、海も穏やかでカリビアンブルー。内陸に進み→

Farley Hill Great House (19世紀英国王室の別荘だった廃墟) 下車&丘の上から東海岸遠望→

東海岸のBathesheba beachは波が荒くサーフィン向き (上の写真)、突き出た岩がある公園で下車→

島の中央南Gun Hill Signal Stationも下車し (パノラマの眺め)→

ブリッジタウン東の総督官邸&首相官邸を通り→ 船に戻る、正直なんでもないコースです。

本当はこの島最大の見所は「ハリソンズ・ケイブ (鍾乳洞)」なのですが、既にポストイナ鍾乳洞 (スロベニア) を見てしまっている私たちは、たいしたことないかなと思ってパス。

それよりは島全体の外の様子が見たいなと思って、このコースを選びました。

ブリッジタウン

チェンバレン橋街はイギリス入植後の1628年に建設され、英統治時代のコロニアル建築が残る。

中心は、入り江に架けられた可動式のチェンバレン橋のたもとにあるナショナル・ヒーローズ・スクエア。

その北に国会議事堂、南に独立21周年を記念して1987年建造のインディペンデンス・アーチがあります。

この橋から北は商業地区で、かなり賑わっていてカリブの中では近代的 (街の人口密度高い)、南に行くとブラウンズ・ビーチも近いです (キレイ、おすすめ)。

■クルーズ港は⇒ 西へ徒歩20分

その他の見所は

  • ギャリソン・・・イギリス植民地時代の17~19世紀に建てられた軍の駐屯地跡 (ブリッジタウン南)

  • セント・ジョンズ教会・・・コンスタンティヌス帝の子孫によって建てられた英国国教会 (島の東)

  • セント・ニコラス・アビー・・・サトウキビ・プランテーションの農園王ベンジャミン・バーリンガーの豪邸 (北)

  • オーキッド・ワールド&トロピカルフラワーガーデン・・・蘭を中心とした熱帯植物園 (中央)

  • ハンツ・ガーデンズ・・・園芸家ハンテによる植物園 (中央) など

バルバドス料理

  • 名物はトビウオ・・・衣を付けてフライにした「フラインング・フィッシュ・カッター」が代表的料理

  • カウカウ (Cou-Cou)」・・・オクラから作るシチューに、ポレンタが乗る (サイドとして)

  • 家庭料理はマカロニパイ、肉は豚肉が主流、料理は「ベイジャン・フード」と呼ばれる。

  • ラム酒が有名・・・「マウント・ガイ」

  • 国産ビールは・・・「Banks」

「Mustor's」人気の食堂

ブリッジタウン旧市街、クルーズ寄港中の個人昼食で入店。

2階に上がって、先にレジで注文 (現金のみ)、一番名物の「トビウオ揚げ」を (+1つ選べるサイドはカウカウで)。

トビウオは初めてでちょっと変わった味でしたが、しっかり味付けされていて美味しかった。

サイドで選んだカウカウは、ポレンタに甘めソースをかけたもので (茶色で独特な感じ)、国の代表的サイド皿とのことです (食べ切れない)。

ファストフードな感じでしたが味・質はしっかり、標準サイズでUS$12と安価。

会場も室内はほんと安食堂風でしたが、2-3あるベランダテーブルで食べて〇。

セント・ジョージズ(グレナダ)

国の概要

ナツメグの実カリブではトリニダード・トバゴに次いで南に位置し、ベネズエラにほど近い。首都はセント・ジョージズ。

「スパイスの島」として有名で、特にニクズクの果実の種子から採れるナツメグは、世界の全生産量の3分の1を占めます。

17世紀は仏に→ 18世紀~英国支配で、現在は英国連邦加盟。

■通貨⇒ イースタン・カリビアン・ドル
(US$1=EC$2.7)

船主催ツアー「エコ・トレック」

トレック風景グランド・エタング国立公園の入口に少々立ち寄り (トイレ・資料館・土産露店、グランドエタング湖を見下ろす)→

さらに東へ進み、セブンシスターズ滝の看板を過ぎた何もないところで下車して、バンブーの滝に向けトレッキング開始 (この滝は地図でいくら探しても見つからなかった、現地ガイドしか知らない入口)。

道中にいろんな植物がbamboo falls滝あり、ガイドの説明を聞きながら歩く。そのなかにこの国の名産物ナツメグもある (ガイドがナイフで実を切って中身を見せてくれました)。

ゴールのバンブー滝に到着したら、暫しフリータイム (滝壺で水浴び可、滝自体は小規模)、また同じ道を戻る。滝の手前に川を越える箇所あり (膝下まで足が浸かるので事前準備を)。

このコースは、食用の実が生る植物を1つ1つ見ながら歩くという、自然を満喫できるところがポイントで、勉強になってよかったです。

ただ1つ、モナ・モンキーに遭遇できなかったのが残念でした。

トレッキングの難度は、コース紹介には中級レべル・2時間とありましたが、歩きは実質片道30分くらいと、ハードではなかったです。

他の船ツアーは

バスで回るコースの1つは⇒ Douglaston Spice Estate (伝統製法でスパイス生産の工房)、グランドエタング湖、アナンデール滝、フレデリック要塞など

セント・ジョージズ

セントジョージズ街並みレトロなSendallトンネルを東へ抜け、
Carenage湾の入り江に面したレストランへ。このトンネルを出た辺りの建物は、コロニアル風な独特の造り (歴史博物館も)。

昼食後トンネルを戻って、18世紀の要塞フォート・ジョージに上る (Carenage湾のパノラマ景色がよい)。

街の中心はクルーズ港から北の辺りで、地元の人で混雑。海沿い通りを歩き、海側にはバスターミナル、東の坂上には大聖堂

本当は南にあるグラン・アンス・ビーチにも行きたかったのですが、時間なくて断念。

グレナダ料理・飲み物

新鮮な魚介類を使ったものが主流。ランビー (コンク貝) のグリルやカレーランビー。

スパイス・アイランドならではの、香辛料を使った料理も豊富。

肉料理には「イルダン」という珍しい料理も (豚の尻尾ココナッツミルク煮込み)。

隣国トリニダード・トバゴにインド系住民が多いことから、インド食文化が持ち込まれた。

他、カリブ海名物ジャークチキンなど

ビールは⇒「Carib」

「BB's Crabback」レストラン

クルーズ寄港中の個人昼食で。店の名前にもなっているクラブバック、名物カラルースープ、バラクーダ(魚) を注文⇒ どれも質はよく、味がしっかりしていて美味しかったです。

特にスープは、「カラルー」という葉野菜+ココナッツで作るようですが、甘めな感じで初めて食べる味でした (不思議だが美味しい)。

ただ魚料理のサイドに選んだ、竹筒に入ったココナッツ風味のご飯は、ボソボソでいまいちでした。

料理名が、すべて店主の娘などの名前にちなんでいるところが面白いですね。個人的にはシーフードがよいと思いますが、他にヤギ肉カレーやジャークチキンなども。

まあちょっと高めではありましたが、味が美味しかったので〇 (US$1=EC$2.6でカード払い可)。店は海沿いで雰囲気はよく、WiFiが使えるのも〇。

ロゾー (ドミニカ国)

国の概要

ドミニカ共和国とはまた別の国。英国連邦加盟、先住民カリブ族が今も残る唯一の国で、首都はロゾー。

大昔の火山活動で形成された山の多い島国、火山のせいで砂浜が黒い。

世界の平均降水量の約8倍 (年間7600ミリ) にもなる雨が熱帯雨林を育て、その豊富な水が、溪谷や滝・湖など美しい自然や地形を造った⇒ モゥーン・トワ・ピトン国立公園は世界遺産登録。

■通貨は⇒ イースタン・カリビアン・ドル
(US$1=EC$2.7)

船主催ツアー「Favorite」

Morne Bruceからの展望Botanical Gardenを通り抜け (1979年、ハリケーンDavidでバオバブの木に潰されたスクールバスが残る)→

Morne Bruce (要塞跡の丘からパノラマ)→

トラファルガー滝 (左右2本の滝、23-38m)→

エメラルドプール (小さな滝で、滝壺に入れる)。

モウーン・トワ・ピトン国立公園が観光のメインで、そのなかでも滝の下車観光コースを選択しました。

■クルーズ港は⇒街のすぐ目の前

他にあった船ツアーは

この島は火山で有名なので⇒

  • Titou渓谷 (狭い岩間を泳いで進む)&
    Wotton Waven硫黄温泉のコース

  • 国立公園ではないが、南西へドライブし、火山泡温泉のあるビーチ&スコッツ・ヘッド半島 (先に小丘のある砂州が、二海を分断) というコースなど

ロゾーの街並み

ロゾー街の家々街自体には見所は少ない。道は碁盤の目状になっていて、街並みは18世紀に仏によって建設されたコロニアル風の建築 (ベランダの手すりが特徴的で、黄緑などカラフルな家々)。

海沿いを西へ行くと、露店市場が並んでいます (おばちゃんたちは割と不愛想)。

街中心に行くと車も多く、もっとごちゃごちゃしていて、道路の上を見ると、建物から建物へと三角旗が付いたロープがあちこちに渡してあり、賑やかな感じ。

サン・ファン (プエルト・リコ)

国の概要

1493年、コロンブス2回目航海の帰路に発見される。120年ほど前まではスペインの植民地でしたが、今はアメリカ自治領。首都はサン・ファン (勘違いからプエルトリコと入替る)。

公用語は⇒ 英語&スペイン語ですが、スペイン語の方が主流な感じ (食事メニュー等)。物価は⇒ 観光用のものはやたら高い (特にホテル)。

2015年に財政破綻、2017/9ハリケーン・マリアで壊滅的被害を受ける (ドミニカ国と共に)。

サン・ファンはカリブ地域でのハブ空港であり、フライトの便はよい。

タクシー&市バス

  • タクシーは料金決まっている・・・空港から街へはわずか10分の距離なのに$22と高い

  • 市バス・・・例えば、新市街ミラマールのホテルMiramar (出て左すぐのバス停) より、旧市街へ行くには、T3バスにて10分程で終点ターミナルへ (旧市街の東入口)。ぴったり75¢(25¢コイン×3) を機械に投入。

  • 旧市街の無料トロリーバス・・・走っていませんでした (3-4人用の小カートがいたが、常に満員で乗れず)。

サンファンのホテル

旧市街・新市街どちらがよいか?・・・通常個人の場合は、旧市街に泊まるのがよさそうですが (徒歩で観光に出られる)、私が乗ったロイヤルカリビアンは旧市街の港からではなく、

「Pan American Pier2 West」という別の港からの出港だったので、最寄りミラマール地区の宿を探しました (新市街の西端)。

港が近い以外でも、新市街の宿の方が、同じ値段で、旧市街より近代的・キレイ・広い部屋と思ったので。

ただ新市街といっても、旧市街までの市バス便がよい位置 (最寄りバス停からの本数をチェック)+近くに食堂はあるか+治安も考えて。

そこで私が泊まったのは (クルーズ前後で別)⇒

Miramar 

クルーズ前泊で。部屋はキレイで快適ですが、豪華さはなくまあふつう。正直この部屋に1泊1.6万円は高いと思いましたが (最初1.9万が値下がったので取り直し)、サンファンでは安かった方。

クルーズ前夜はどこも値が跳ね上がり&埋まってしまうので、早めにどこか押さえておいた方がよいという前回の教訓から、キャンセル可のプランで仮押さえして。

ただクルーズ港への無料送迎等はなし。タクシーは港までたった5分と近いくせに、荷物代2個入れて$17もしました (今は皆UBER利用みたいですね)。

近くには多少のレストランとスーパーがあり、ごくふつうの界隈で治安も問題なさそうです。

シティービューでない部屋にしましたが、隣がすぐ建物というだけで、ふつうに窓はあり。

フロントは親切。部屋内には冷蔵庫と電子レンジがあり、屋上テラスやジムがある。Wi-Fi無料ですが速度ふつう。

Dreams Miramar 

クルーズ後泊で。低料金がウリ (クイーンベッド×1の部屋で1.3万円)。元々古い建物だったものを改装してホテルにしたようなので、内装は新しいし設備も充実しています。

冷蔵庫・電子レンジ・冷房・ドライヤーあり、TVも薄型で、無料WiFiもロビーでは早い。エレベータもあった (口コミでは無しと)。

フロント係も、カジュアル風ではありますが親切。前宿から南へ徒歩5分の立地。

ただやはり値段相応か、造りがちゃっちい&防音はまるでダメ。カーテンは遮光ではなく、ドアは軽そうな木製&ロックも簡単なタイプ。

騒音は、2階の表通り側だったので車の音がうるさい、廊下でしゃべる声も丸聞こえ。前宿の方がよかったか?

「行きのみ」港への無料送迎サービスがあるので、「前泊に」利用した方がベターでしたかね。

サンファン旧市街の観光

旧市街の家々見所は、エル・モロ要塞 (3つある要塞のうち一番有名ですが遠い)、大聖堂&サンホセ教会(白)、サンフアン門(赤)、19世紀の散歩道&Raícesの噴水など~

東西に走る通りの南寄り (Fortaleza通りなど) は賑やかで、北へ行くと静かで&絵になるカラフルな家々が並びます

旧市街という割には小ぎれい (⇔ハバナの旧市街などと比べると全く違う)。そんなに広くないし見所は少なめか、半日あれば十分ですかね。

東の新市街はアメリカンで近代的、そのさらに東が国際空港、北のビーチはそんなによくもないか。

プエルトリコ料理

  • モフォンゴモフォンゴ・・・この国No.1の代表料理。プラタノと呼ばれる緑バナナを、潰して揚げて、塩コショウ・ニンニクなどで味付けした一品。

    バナナといっても甘くはなく、ポテトのような感じで、もっちりとしていて食べ応えがある。意外に美味です!

    このバナナがメイン土台となり、上に具が乗ります。乗せる具はエビや肉などがあり、ソースがかかる (私はガーリックの白ソースが好き)。

  • アボカド・・・上に具を乗せる料理で、形はモフォンゴと同じ。メイン土台が、バナナ→アボカドと異なるだけ。

  • アロス・コン・ガンデュレス・・・3種類くらいある添え物ライスの1つ。ソフリートというピリ辛ソース (コリアンダー・トマト・たまねぎ・にんにくなどを刻んで作る) を使った、豚肉&豆の黄色いライスです。

    あまり豆っぽくなく、べちゃっとしていなくて、添え物ライスの中では私は一番好き。

    アロス・コン・アビチュエラ (キューバ風豆シチューの白飯かけ) の方が主流な感じ。

  • 国産ビールは・・・「Medalla Light」
まとめ

いかがでしたでしょうか。メジャーな東カリブでの観光は、アクティビティーでなければ自力でもいける感じで、

マイナーな南カリブの国は、郊外の自然系や島周遊には、船主催ツアーを利用する感じだったでしょうか。

小型船かつ、サンファン発で距離も近いと、寄港地での滞在時間も長めなので、朝一番に船ツアーをやってしまえば、残りの時間で自力の街散策もできる感じですね。

カリブも南になってくると、寄港地情報も少なくなってきますので、船ツアーはどんな感じかなど、参考にできそうなものはしていただいて、現地での行動作戦を練っていただければと思います。

それではどうぞ、よい旅を!お気をつけていってらっしゃいませ!

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