ワイルドフラワー時期にツアーでパース、ウェーブロック、ピナクルズ、ロットネスト島へ

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初めましてMASAと申します。添乗員がお届けするブログ【MASA-TABI|海外旅行に出発する前の参考に】です。

この記事は、ワイルドフラワー時期に行く西オーストラリア・ツアーについて、旅行会社のコース紹介をもう少し詳しく、全体をざっと見てみましょうというものです。

ツアーの検討に、またツアー出発前の予習にお読みいただければと思います。

西オーストラリアの旅

旅のスタイル

西オーストラリアの観光は、1つ1つの見所が遠いのが特徴です。飛行機で結ぶのではなく、バスで長距離走る。

ウェーブロックはパースから片道300km以上あるので、1泊2日の旅となります。

ですがワイルドフラワーの時期は、途中で花探索を兼ねての移動となるので、移動もまたよいです。ガイドさん(日本人)も、道中バス内でいろいろお話をしてくれるので、退屈はしないでしょう。

ワイルドフラワー

自生する野花の総称で、他の大陸から独立していたオーストラリア大陸には、そこでしか見られないワイルドフラワーがたくさんあります。

特に西オーストラリア州には、約12,000種ものワイルドフラワーが自生していると言われており、そのうちの8割は西オーストラリア州でしか見ることができません。

ベストシーズンは花の種類や場所で異なりますが、西オーストラリア州全体では7~12月 (特にパース周辺が見頃の8月下旬~10月上旬)。

■西オーストラリア (ワイルドフラワー) の添乗員同行ツアーを出している旅行会社は⇒

ウェーブロック

パース → ウェーブロック (東へ335km)

ツアーでの立ち寄り例は (2018/9月末)⇒

行き: パースアイコンフォント-矢印右コリジンアイコンフォント-矢印右ハイデン

コリジン 

パースから東へ7割近く走った地点。ドッグ・セメタリーを見たあと、向かいのオフロードに入っていきワイルドフラワー探索 (グーグルマップ上で、
Corrigin Wildflower Drive)。

ウェーブロック 

ウェーブロック ワイルドフラワーハイデンという街が拠点で、ウェーブロックはその東にあります。巨大な波のように見える高さ15m・長さ100mの花崗岩の岩。この独特な岩の形成には、27億年以上の歴史があると言われます。

下から見たあと、上にもあがれます。他にもカバ岩や、マルケーズ洞窟も見学。

「Wave Rock Motel」ホテル

この手の僻地は泊まるだけで意味があり、何も期待していませんでしたが意外、部屋は改装済みでとてもきれいでした (白を基調として)。

バスタブはなく、お湯の出方もまばらなのはしょうがないとしても、あとの設備は充実⇒ ドライヤー・リンス有、湯ポット(お茶請けの手作り風クッキーが美味)、空の冷蔵庫内には冷水が用意、電子レンジやトースターも。

電話はありますが、部屋間通話やモーニングコールは不可。無料Wi-Fiはフロント棟のみ。周りは何もなし (ガソリンスタンドとスーパーIGAは、夕方早く閉まる)。

コの字型をした宿泊棟の内側スペースにバス留め置き、荷運びが間近で便利でした。鍵も予めドアに差さっていて、チェックアウト時も部屋に置きっぱなしでOK。

ハエが多い、部屋に入らないよう注意。

食事はビュッフェの夕食、朝食共にまずまず。夜は星がキレイでした。

ここまでなら4点評価ですが、オーナー (シーナさん) の人柄・数々の取り計らいを知って5点かなと (ガイドさんと話してわかった)⇒

①訪れる予定だったプライベートガーデンの花がまだ未開花ということで、花鑑賞は代案になったのですが、

シーナさんは埋め合わせにと、所有の3施設へ無料入場、かつ案内してくれました (レース博物館+TOY展示館+なんと動物園でコアラに近づいて写真まで!)

②従業員と共に現場で働いています、なので他の従業員のサービスもよい感じ。

最初、同経営レストランでの昼食で見かけた時、テーブルを片付けをしていたので、給仕係のおばちゃんかと思っていましたが、夕食で見た時はとてもドレッシーで。

③また売上は地域に寄与もしているそうで、この地を守っていこうとする姿勢が〇、などです。

ウェーブロック → パース

帰り:ハイデンアイコンフォント-矢印右ヨークアイコンフォント-矢印右パース

ヨーク 

パースから東へ100kmの街で、行きか帰りに必ず立ち寄る街。私が行ったときは昼食+自由散策30分の他に、

Bushland Gardenにてワイルドフラワー探索を (予定の所が咲いてなく、代案として)。

York Olive Oil Co. 

ヨークの西10kmにあるオリーブ油製品の工房、この建物前に広がるエバーラスティングの花を見にいく。

パース市内+ピナクルズ

パース市内観光

キングスパークからの眺め&バオバブの木 ピナクルズの奇岩群モンガー湖保護区・・・黒鳥Black Swanを見に (なかなか見られないそうです)

キングスパーク・・・ワイルドフラワー鑑賞、スワン川に面した丘上で街の眺めよし、バオバブの木もあります

ワイヤレスヒル・・・川の南側で、また違ったワイルドフラワーが見られます

フリーマントル刑務所・・・外観を見学したあと、街で自由散策、昼食は
「Kailis Fishmarket Cafe」にて

パース → ピナクルズ (北へ200km)

ヤンチャップ国立公園 

途中の50km地点、コアラ園のボードウォークから全10匹いるコアラを見る (私たちは7匹発見)

ニルゼン展望台 

さらに100km北へ、ワイルドフラワー探索を

ヤンバン国立公園 

ピナクルズ (奇岩群)・・・サンセットに合わせて到着 (私が行ったときは夕日✖)、展望台まではけっこう歩きます、日没後は真っ暗になるので迷子にならないよう注意!

「Novotel Perth Langley」ホテル

パース市内、私たちツアーが泊まったホテル(2泊)。ノボテルらしい斬新なデザインはないかもしれませんが、部屋はふつうに十分よかったと思います (フロントのサービスも)。

近くには小店や、少しはなれて小IGAもあり。食事は、夕朝共にけっこうよかったと思います。多少不備はありましたが、まあ4点評価。

あとベッドに置いてある小コアラは、お土産にもらってよいそうです。Wi-Fiはメルアド記入し→会員登録で無料PW。

ロットネスト島

ツアー行程

混乗バスにてすぐ近くの港へ。その港から船で1時間半 (最初の1時間はスワン川を進み、その後30分間は外海なので揺れます)→ ロットネスト島の東に到着。

島内は、90分のバスツアーで観光 (他団体と混乗貸切で)、南側から時計回りで一周します。

途中、灯台で5分、西端の展望スポットで15分ストップ。あとは車窓でしたが、海があまりにキレイだったので、できればビーチでも停まりたかったです。

昼食後、クオッカを探しに、港ビジターセンターから北にある森林エリアへ。皆でガイドさんと一緒に。

その後はフリータイム。「Simmo's」という店で食べたアイスクリームは、超濃厚で美味しかったです (乳成分が違うからか)。

クオッカ

クオッカそのほとんどがロットネスト島にしか生息していないという稀少な動物で、世界中から大勢の観光客がこのクオッカ目当てにやって来るといいます。

この動物、ネズミに似ているのですが、実はカンガルーと同じ有袋類です (初めてこの地を訪れたオランダ人船長も、ネズミと間違えたため、「ネズミの巣」という島の名前が付いた)。

とても愛くるしいので、「インスタ映え写真」を狙って、皆クオッカと一緒の自撮りに夢中になっています。

ガイドさん曰く、エサ(草)を与えて立ち上がらせている間に、さっと背後に回り込むと上手く撮れるそうなのですが、なかなか難しい!

そうやって楽しむのはよいのですが、多くのマナーを守らない人たちのせいで、いろいろ問題が起きているようです⇒

草以外の餌を与えてはダメ→ 栄養失調をおこして毛が剥げてしまいます。

触ってはいけません→ 親は匂いで子を判断するので、子に人間の匂いがついてしまうと判断ができなくなり、育児放棄してしまうそうなのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ざっと簡単にですが、私が行ったツアーの一例をご紹介しました。

西オーストラリアは、オーストラリアといっても他とは隔離された独特な場所なので、一度は行ってみたいところだと思います。

それではどうぞ、よい旅を!お気をつけていってらっしゃいませ!

■西オーストラリア (ワイルドフラワー) の添乗員同行ツアーを出している旅行会社は⇒

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