サンテミリオン
ボルドーから東へ約45km、ワインの産地として有名ですが、ブドウ畑に囲まれたなかにぽつんとある旧市街も歴史ある観光スポットです。
旧市街 モノリス教会
北の旧市街入口やや東でバスを降りて、歩いて南下しツーリストオフィスまで行って現地ガイドとミート。
その場所はあとから行くモノリス教会の上にあたる場所で、すぐ向かいのテラスからはパノラマ景色が見渡せます。
そうしたら、すぐ近くの急な坂からも行けるのですが、私たちはあえて一旦先の南北に走る道に戻り、少し南下したところにあるCadène門から下って、モノリス教会下側に行きます(入口は下にある)。そしてガイドの案内で入場見学。
町名の由来&教会の歴史・・・町の名は、8世紀にブルターニュ出身の修道僧エミリオンが、この地にやってきて洞窟で隠遁生活を送ったことに由来。12~15世紀にかけて、石灰岩の一枚岩を掘って地下教会が造られました。
古代ギリシャ語で「モノ」は「単一」、「リトス」は「石」を意味し⇒「モノリス」=一枚岩。その一枚岩を地下にくり抜いて造られたという、この地にしかない珍しい教会です。しかも長さは38m、高さ12mと巨大。
ということで、このサンテミリオン(聖エミリオン)というのは、単にワインが有名なだけでなく、モノリス教会を中心とした旧市街という見どころもあるのです (そこに歴史がある)。
ワイナリー

歴史
ワイン造りは古くローマ時代から続いていますが、1199年に「ジュラード」という自治権をイングランド王ジョンから得て、ワインの品質管理や流通を監督する組織が設立。
そのジュラードはフランス革命で一度解散しますが、1884年にフランス初のワイン生産者組合を設立され、1948年にはジュラードが復活します。
1999年にサンテミリオン管区が文化的景観としてユネスコ世界遺産に登録され、管区を構成する8つの町は2001年、遺産憲章に署名。
特徴
粘土質で石灰岩という土壌とブドウ栽培に合った気候によって生み出されている。
ブドウの主要品種はメルローで、カベルネ・ソヴィニョンなどと一緒に組み合わされることが多い。
ツアーでの観光は
村から北西1.3kmにある「Château Ambe Tour Pourret」を訪れました。ワインヤード→ワインセラーと見学し→ワイン2種の試飲を。