ドイツ・ツアー自由食、料理&ビール、フランクフルト&ローテンブルクのレストラン、土産

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初めましてMASAと申します。添乗員がお届けするブログ【MASA-TABI|海外旅行出発前の参考に】です。

この記事は、ツアーでドイツに行った際、1~2回自由食があったら何を食べようか?というテーマです。

よく自由食がありそうなフランクフルト、ローテンブルクでのレストランもいくつかご紹介します。

またツアー食でのビール注文、クリスマスマーケットでの飲み物、典型的なドイツ土産についても触れます。

ツアーで最低限必要そうな事柄をざっとまとめていますので、出発前の予習用にお読みいただければと思います。

ドイツ料理

まずはどんな料理があるか、さっと見ておきたいです。

ドイツはビールが美味しいのはよいですが、肉料理 (豚肉が主流) ばかりなので飽きてくるかもしてません。それと、味は塩が強めです。

おすすめ料理

  • イェガー・シュニッツェル・・・オーストリアの名物料理ウィンナー・シュニュッツェルに、マッシュルームのクリームソースをかけたもの、意味は「猟師風」。

    通常はレモンを搾っただけで日本人には飽きてしまう味ですが、この猟師風はビーフ・ストロガノフのような感じで、私的には病みつきになる味。付け合わせにはライスが〇!

  • ブラートヴルスト (ソーセージ)・・・ドイツ料理No.1か、ニュルンベルクの小型焼きソーセージ、ミュンヘンの茹で白ソーセージ、ベルリンの刻みカレー・ソーセージなどいろいろ

  • シュバイネ・ブラーテン・・・ドイツ風ローストポーク (クヌーデルというデンプン団子添え)

  • カルトッフェル・ズッペ・・・ポテトのスープ (濃厚で美味)、他にアスパラやブロッコリーのスープもよくある

  • シュパーゲル・・・白アスパラガス、春の名物 (4月中旬‐6/24)、オランデーズソースで

その他の典型料理

  • シュバイネ・ハクセ・・・豚すね肉のロースト (骨付き)

  • ケーゼシュペッツェレ・・・チーズに絡めた短パスタ (日本のスナック菓子「スコーン」の形)、かりかりオニオン乗せ

  • マウルタッシェン・・・ドイツ版ラヴィオリか?スープに入ったものもある

  • レバーケーゼ・・・ミートローフのよう

  • クラウト・ヴィッケル・・・ロールキャベツ、ドイツ風はサワークリームらしいですが、ツアー食ではコンソメか

  • ランプ・ステーキ(英名)・・・ドイツのレストランでは、よく見る牛の部位

付け合わせは⇒ ジャガイモ、ザワークラフトが多い。あとドイツは、パンが美味しいですね (プレッツェルも)

ドイツならではの食事関連話として⇒

ラーツケラーとは?

ドイツの旧市街は、中心にマルクト広場と教会、市庁舎 (ラートハウス) という造りが多いです。そして市庁舎によっては地下にある、ビアホールのような大衆食堂がラーツケラーです。

ドイツやオーストリアならではのレストランで、ツアーでもたまに利用することがあります。

ドイツのビール

お酒というよりも、食事・ドイツ文化の1つとしてお話しします⇒

ビール純粋令

「ビール醸造には、大麦、ホップ、水 (後に酵母) 以外の材料を用いてはならない」という法律が、1516年バイエルン王ヴィルヘルム4世によって制定されました。

貴重であった小麦を使わせないため、そして北から良質のビールを輸入するのでなく、自分の地で良いものを造らせるため、という目的があったようです。

それとは別に、ドイツの店では、グラスの目盛りの線まで液体部分がくるように注がないといけない、という決まりがあるそうです。

ツアー食でのビール注文

以下の3種が、生ビールで選べるところが多いです (ただしヴァイツェンは500ml瓶を、専用の細長いグラスに注いで出てくるのが多い)。

  • ラガー・・・ふつうのビール、ピルスナーも同類 (キリっと)、バイエルンではHELL (マイルド)

  • ヴァイツェン・・・白系小麦ビールでフルーティー (私は好きなタイプ)

  • ドゥンケル・・・黒ビール、ドイツのものはクセがなく〇

もちろん瓶ビールもあるし、各地方には地元ビールがあったりします。

お酒を飲まれない方は、ノンアルコールもあり (けっこう美味しいです)。

少し飲める方はラドラー (白ビールをレモネードで割ったもので、度数2.5%程) がおすすめ。

続いて、各地方の有名ビールをいくつか挙げてみます⇒

南・バイエルンのビール

ミュンヘンの6大醸造所 (オクトーバーフェスト)⇒

  • Augustiner (アウグスティナー1328年)
  • Loewenbraeu (レーベンブロイ、1383年)・・・ライオンマークでお馴染み
  • Spaten (シュパーテン、1397年)
  • Hacker-Pschorr (ハッカープショール、1417年)
  • Hofbraeu (ホーフブロイ、1589年)
  • Paulaner (パウラナー、1634年)・・・この地に限らずよく見かける

中部・東のビール

  • ケストリッツァー・・・ 文豪ゲーテがこよなく愛した黒ビール(日本の黒より美味)

  • ラオホ・ビア・・・ バンベルク名物の燻製ビール (独特のスモーキーな感じ)

  • ラーデベルガー・・・ドレスデン、ザクセン王室御用達ビール(しっかりピルスナー)

  • ベルリナー・ヴァイセ・・・太グラスに赤・緑のシロップ入れてストローで飲む、ベルリン

北西・北のビール

  • ケルシュ・・・200mlの専用グラスで飲むライト系ビール、ケルン
  • アルト・ビア・・・琥珀、デュッセルドルフ

その他

どこにでもある、スーパーなどでも見かけるビール・・・BECK'S (ブレーメン)、ビットブルガー、クロンバッハなど

フランクフルトのレストラン

フランクフルトの自由食は、レーマーの近くで。また川の南東ザクセン・ハウゼンでは、リンゴ酒を飲める店もあり。

私が実際利用したことのあるお店を、いくつかご紹介します⇒

Romer Pils Brunnen

イェガーシュニッツェルツアー自由夕食で。レーマーから北東へ500m。

私はイェガーシュニッツェルを注文⇒ あるサイトで、JALのCAさんが勧めていたもの。サイドにはライスを選ぶとよいと言っていましたが、まさにその通りでした。

サイズは大きく味的にも美味、マッシュルームのクリームソースはたっぷりで、個人的には病み付きになる味付けでした。

一緒に行った方の注文は⇒ ソーセージは、太くてしっかり密度濃い・焼きタイプ。シュバイネハクセは、中身が赤めタイプの豚肉で、カラッと照り焼き風 (ソースをかける型ではなく)+サラダもドレッシングの味がよく美味。

他にも、牛のランプステーキや魚もありました。ただザウアークラフトや白アスパラは、他店の方が美味しかったという声も。

料理の味はよし、サービスも悪くなかったですが、料金的には少し高めだったか (サイド皿が別料金なのを考えると)⇒

シュニッツェル13.90+サイド3.50+ビール大4.90=22.30ユーロ (チップ別)。

チップも、会計時に向こうから言ってくるのは、やはりツーリスト向け店なのか?でも、大人数だったのに会計を初めから別々にしておいてくれたのも助かったし、味はよかったので〇。

Paulaner am Dom

ツアー自由夕食で、大聖堂の裏手 (東)。ミュンヘンの6大醸造所の1つである、パウラーナーのレストラン。

味はそこそこかもしれませんが、写真入り日本語メニューもあり、気軽に入れる大衆店風でよいと思います。手頃な値段で、ビール&典型的ドイツ料理が楽しめます。

チェーン店系だからか、店内は混んでいるにもかかわらず、料理が出てくるのがものすごく早い。とても助かることなのですが=作り置きかもしれません?

団体もよく食べにくるようで、けっこうツーリスト向けとは思います。会計時にはチップは別とわざわざ言ってくるし。でもよい面でもありますかね、サービスが早い・観光客(団体)慣れしているというのは。

クリスマスマーケットの屋台に飽きたときや、自由食で当てがないときなどによいでしょう。

ローテンブルクのレストラン

Zur Holl

街では一番古い建物らしく、店の名もなんと「地獄亭」(正しくは地獄行き?)

奥の半地下に洞窟風部屋、左に一部屋で、店内はとても狭い。なので途中の通路にもテーブルありといった造りです。

ツアー自由夕食で。冬の時期、マルクト広場やメイン通りの店は早く閉まってしまうなか、この店は遅くまで開いていてくれて助かりました。

私は店の名物、「吊り下げられた串焼き」を注文。他メニューには、ソーセージや乾き肉の盛合せなどあります。

ガイドブックで紹介されている「いかにも観光客向け店」かもしれませんが (値段もそれなりで)、話のタネに一度は訪れてみるのもよいと思います。雰囲気・サービスはよいです。

Roter Hahn

一度ツアー夕食で、トマトスープ&白身魚フライのメニューは、ふつうに美味しかったです。リーズナブルで美味しい&観光名所なので、個人でも再訪しています。

他に食べた料理は、シュバイネブラーテン(豚ロースト)+デンプン団子・赤キャベツ煮添えで、酸味の効いたソースが美味しかったの覚えています。店内の雰囲気は伝統的ドイツ風で〇、サービスもよい感じ。

そしてなにより、30年戦争時にワイン一気飲みで町を救ったヌッシュ市長の家、という話題性があっていいですね。

ビールはドイツらしく、500mlが小サイズ。また個人用メニューを見てみても、メインが9ユーロ位とリーズナブルなので、個人食にもよいと思います (日本語メニューも有)。

クリスマスマーケット飲み物

グリューワイン (Glühwein)

クリスマスマーケットと言えばこのホットワイン、ですが私はドイツ語メニューが読めずいつも同じ基本ワインばかり。そこで新たにいくつかチャレンジしてみました⇒

  • Heidelbeer・・・ブルーベリー版。基本のものより私は美味しいと思います

  • Eierpunsch・・・甘くてドギツイ玉子酒、濃厚なミルクセーキのよう、一口で十分ですかね

  • Feuerzangenbowle (フォイアーツァンゲンボウル)・・・非常に特殊、円錐形砂糖の上に54%のラム酒を注ぎ火を点け、温めた赤ワイン鍋の上から注ぐというもので、ノーマルのものより風味が格段に増して美味しいです。

ドイツの土産

モノ系

  • 「フェイラー」のハンドタオル
  • 刃物・・・「ヘンケルス」、「ゾーリンゲン」~
  • アンペルマンのグッズ・・・旧東ドイツ信号機の歩行者キャラクター(赤・青)
  • 「GOLD PFEIL」の革製品
  • 「クナイプ」のバスソルト
  • テディーベア
  • マイセン焼きの陶磁器
  • リモワのスーツケース

食品系

  • バームクーヘン・・・「クロイツカム」など
  • チョコレート・・・「Ritter」など
  • レープクーヘン
  • マジパン・・・「Niederegger」など
  • シュトーレン (クリスマスに食べる、砂糖をまぶした固い菓子パン)
  • HARIBO (グミの菓子)
  • 白ワイン・・・フランケン地方、リューデスハイム、ザクセン
まとめ

いかがでしたでしょうか。ツアーでドイツに行った際、団体食時にビールを注文したり、自由食を1~2回楽しむのに、とりあえず知っておきたい事柄をご紹介しました。

少しでも現地を楽しむためのご参考になれば、嬉しく思います。

それではどうぞ、よい旅を!お気をつけていってらっしゃいませ!

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