ピローグに乗って行くピッシンヌ・ナチュレル、ブロス島ボートツアー、クト&カヌメラ湾でシュノーケリング

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初めましてMASAと申します。添乗員がお届けするブログ【MASA-TABI|海外旅行に出発する前の参考に】です。

この記事では、ニューカレドニア離島の1つイルデパンでの、アクティビティーについてお話しします (個人旅行)。

代表的な3つのアクティビティーを取り上げ、行き方・流れなど詳しく説明します。

ピローグに乗ってピッシンヌ・ナチュレルへ

各ホテルからピッシンヌ・ナチュレルへ行く手段

まずイルデパンにある主なホテルは、メリディアン、ウレ、クブニーの3つで、ウレとクブニーは島の南西・すぐ隣同士の湾、メリディアンだけ北東に離れた場所にあります。

メリディアンからは、歩いて10分で行けます。ウレとクブニーからは、各ホテルの往復送迎バスを利用しますが、行きのみピローグという筏に乗って行くという選択肢もあります。

私はクブニーに宿泊、ホテルのフロントに申し込んで、ピローグ筏で行きました。

料金はピローグ利用がCFP4272 (約4300円)、往復共に車がCFP3245。7:45ホテル出発、帰りの送迎は15:00発 (2019年9月末で)。

行きの移動手段をピローグに

まずピローグというのは、旧フランス植民地における土着のボートのことで、本来は丸太から作る舟のようですが、イルデパンのものは筏 (いかだ) にアウトリガー1本と帆、小型エンジンが付いています (トップの画像)。

このピローグはそれ自体がアクティビティーなのですが、移動する乗り物なので、ピッシンヌ・ナチュレルへの行きの移動ついでに、ピローグの旅も楽しめるというのは実に効率的なのです。

この移動兼観光はウレとクブニー泊ならではの利点で、料金もさほど変らないので、乗って行くのがおすすめです。メリディアンも恐らくピローグはあると思いますが、どういう動きかはわかりません。

行き方の詳細

まずホテルのマイクロバスで、バオ村の海沿いまで行き、そこからピローグに乗ってウピ湾を進みます。乗る時には膝上まで水に浸かるので、それなりの準備を!

最初はエンジンを使いますが、あとは帆でのんびり進んでいく感じです。筏なので、すぐ水に手を入れられるほど海が近く、屋根もないので空も見え開放的。風を感じながらの、優雅な舟移動です。

景色も、狭まった干潟のような水路抜けたと思ったら、途中、波で浸食された岩々が見えたり、ウピ湾の海もキレイ。

下船したら、何もない原生林のなかを、ひたすら約2km歩かなくてはなりません(30分ほど)。私は他の人たちも一緒でしたが、できれば同じ筏の人たちについていくとよいかもしれません。

とにかくまっすぐ行き、最後右に行くと開けた感じの浅瀬の川に出られるので、入場料CFP200を現金で払い、右へ進みます。立て看板もあります。

ピッシンヌ・ナチュレルはすぐあるのではなく、この浅瀬の川を進んでいき、途中は川を右に見ながら土道を歩いたりして、その奥に開けている感じです。

ピッシンヌ・ナチュレル周辺の手書き地図

ピッシンヌ・ナチュレル

実際に到着すると、そこはまさに天然の浅瀬プールで、ちょっと顔を浸けただけで小魚が泳いでいるのが見えます。

深い場所もあり、岩場珊瑚の近くには魚がたくさんいます。ダイビングでなくとも、気軽にこんな魚鑑賞が楽しめてしまうのがよいです。

ちなみにピッシンヌとは、仏語でプール、ナチュレルは=ナチュラル (自然・天然) という意味です。

シュノーケリングのあとは

来た道とは別の道 (水が干上がった砂の道) を進んでいくと、オロ湾に出られます。海に出たら左へ。

しばらく歩いていくと、プレハブ小屋のような野外食堂「コンゲア・ケ」があります。あとで知ったのですが、実は有名な店らしく、CFP7000のロブスターコースは見ていてとてもよさそうでした。

このランチは、前夜に自分のホテルに申し込めばよいみたいです。ちなみに私は、ホテルにサンドイッチを注文し持参しました。そうでもないと、他選択肢はメリディアンで食べるくらいしかありません。

昼食後は、このオロ・ビーチに居るかメリディアンにでも行って。帰りの送迎車に乗る場所は、メリディアン入口の橋を出て左に行ったところです。

私は行きはピローグだったので場所がわからず、メリディアンの係に乗り場まで乗せていってもらいました。

ブロス島ボートツアー

ツアー・島の種類

無人島はいくつかあるみたいで、ブロス島は共有、他は各宿が所有している専用島のようです。

例えば私が泊まったクブニーは、モロ島を所有していて、ブロス+モロ島のBBQランチ付き終日ボートツアーというのがありました。

お隣のウレにも、ブロス+もう1つ自分の島というボートツアーがあるみたいです。

実はボートも楽しい!

私が参加したのは、午前半日のブロス島のみのボートツアー (料金約5600円)。内容は、ただ無人島に行くだけかと思ったら、違いました。

出発はホテル前のクト湾からで、小型のモーターボートに乗って、まずはブロス島の東に続いている浅瀬のエリアへ。しばらく停まって、カメなどが泳いでくるのを見るのです。

本当は説明があったのかもしれませんが、フランス語なのでわからず。実は行きの道中には、こういったアクティビティーがあったのですね!島自体よりも、このボートライドの方が楽しかったくらいです。

ブロス無人島は

まあふつうで海はキレイ、珊瑚があるのでシュノーケリングも楽しめるし、右へ行ったら縞々のウミヘビもいました。

ただ無人島なので、シャワーもイスも何もないです。自由に過ごして、時間になったらホテルに戻ります。終日ツアーの人たちは、そのあとに続行。

ピローグ&ピッシンヌ・ナチュレルとは全く異なる内容ですが、この無人島ボートツアーも是非おすすめです。なのでイルデパンには最低3泊はしないと。

あと本当はノンカウイ島に行きたかったのですが、現在は上陸禁止となっています。

クト&カヌメラ湾でシュノーケリング

クト湾

クト湾のよさとは、海のキレイさもさることながら、ビーチの砂のキレイさではないかと思います。このパウダーサンドと呼ばれる、きめ細かな白砂のビーチが、なんともよいのです。

他に何があるというわけでもなく、手付かずの自然だけです。海に入れば多少の魚はいるのでシュノーケリングはできますが、海で遊んだり、ビーチでのんびり休んだりという楽しみ方になるかと思います。

まあクトの湾は、遠浅の海なので、本当はシュノーケリング向きではないと、現地日本人係の人が言っていましたが。

他のリゾートに比べ、かなり地味で素朴ですが、この島・ビーチはそんな感じがよいのです。その分人が少ないので、気分的にもゆったりできます。

カヌメラ湾

クブニーを出て左へ進むと、反対側に見えてくる湾がカヌメラ湾で、左に戻るように海沿いを進んでいくと、陸続きの小さな島があります。

この陸続きの砂浜は、両側から水が迫ってきて、潮の満ち引きによって現れたり、水の中に消えてしまったり。

また小島は、聖なる島なので、上陸してはいけないと言われています。ちょっとした観光スポットですね。

雰囲気は、クト湾とは多少異なって、もっと静かで落ち着いていて、緑豊かといった感じでしょうか。水はクト湾同様すごくキレイで、景色もよいです!

シュノーケリングをするなら、この小島の先あたりの珊瑚がある付近に魚がいっぱいいます。ひと休みするには、ビーチにレジャーシートを敷いて。

さらにこのビーチを一番奥まで行ったところに、ホテル「ウレ」はあります。尖がり茅葺屋根が素敵な、オープンエアのレストランで昼食をとるのもよいでしょう。

このレストランからの景色も絵になるし、片言日本語を使う係はサービスもよく、美味しくてそんな高くはないので。

まとめ

いかがでしたでしょうか。島には他にもダイビングや、オルタンス女王の洞窟、パリコミューン流刑地の跡などありますが、とりあえず初めてならやってみたい3アクティビティーのご紹介でした。

ピッシンヌ・ナチュレルやシュノーケリングはまず行かれると思いますが、ピローグや無人島へのボートツアーもおすすめです。是非参考にしていただいて、現地での行動に備えていただければと思います。

それではどうぞ、よい旅を!お気をつけていってらっしゃいませ!

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