ベルギーのビール
とにかく種類が多いです、そして各々が専用のグラスに注がれます。
特徴は、ラガーとはまた違う上面発酵のビールが多く、修道院系は独特の苦味というかクセがある、またアルコール度数も高めという点です (8%くらい)。
またツアー食でも、かなり幅広いメニューの中から注文できますので、お酒を飲まれる方は、どれがどんな感じか、自分の好みに合うのはどの系統か、予習されてからいくとよいと思います (すごく迷うので)。
ランビック・白系 (フルーティー)
Kriek・・・(クリーク) チェリービール、女性は好みかもしれませんが、甘いカクテルのようなお酒ではないです。
Framboise・・・(フランボワーズ) 木苺ビール
Cantillon Gueuze・・・(グース) 酸味が強くビールっぽくない、クリークと同系統。
Hoegaarden・・・(ヒューガルデン) 白ビールで、ほのかにオレンジピール&コリアンダーが香る。
修道院系
初めてトライする場合、まずはクセの少なそうな Leffe Blonde (レフ・ブロンド)を飲んでみるとよいです。
ブロンドといっても白ではありません。この味で苦手に感じたら、この先もう修道院系はやめた方がよいです (地ビール系で個性が強く、アルコール度数8%~と高め)。
トラピスト系
この称号を名乗れるのは修道院でも6つ⇒
Orval、Chimay、Rochefort、
Westmalle、Westvleteren、Achel
ゴールデンエール
Duvel・・・悪魔のビール、よくわからない味ですが、そんなに強いクセはないです、8.5%
エール系
Brugse Zot・・・ブルージュ産、スッキリ&ほのかなホップの苦味で、英国エール風
ちょっと変わった系
Kwak・・・昔パウエル・クワックという宿屋&醸造所を経営する男がいて、宿屋によく来る馬車の御者のために、馬を操りながら飲めるグラスを考案したのだそうです。
木製の取っ手が付いたフラスコ型の独特グラスで、飲むときに「クワック」という音がするのが特徴。味は濃厚アンバー系。
La Corne・・・角の形をしたグラスで、木製の土台付き(上のクワックと同じ)。淡黄色ですが少々苦いクセがあり、度数も強め。
Carlos Quinto・・・「カール5世」というゲント産の地ビール、取っ手が3つという珍しい陶器コップで飲む、黒色で長期熟成のような味?
ふつうのラガー
Stella artois・・・(ステラ・アルトワ) しっかりしたラガーで世界的にも有名。初めはいろいろ試したいですが、今では私的にはこのビールがベスト、他の国にいても飲むほど (ハイネケンやカールスバーグより)。
他には・・・Maes、Jupilerなどがあります。