中欧ツアーでプラハ観光、チェコ料理・ビール、土産、文化(+チェスキークルムロフ、ブラチスラバ)

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初めましてMASAと申します。添乗員がお届けするブログ【MASA-TABI|海外旅行に出発する前の参考に】です。

この記事は、プラハ、チェスキークルムロフ、ブラチスラバ (スロバキア) での、ツアー観光についてです。

ツアーでチェコを訪れる場合、中欧周遊ツアーの一環としてが多いですが、どんな感じの観光の流れになるか?

また歴史や料理・チェコビール、土産についてもあわせてお話したいと思います。

ツアー出発前にざっと一通り予習するのに、またツアーコース選びの参考に、お読みいただければと思います。

ツアーでの注意点

ツアーでもたくさん歩くか

プラハは、ほぼ全て徒歩観光です。朝ホテルを出発しプラハ城の裏で下車したあとは、夕食後にホテルに戻るときまでバスなしで、ずっと歩き。かなり歩くので、足が悪い方は大変だと思います。

プラハ城からは下り道、カレル橋を渡って旧市街へ。午後は自由行動になりますが、オプショナル・ツアーに参加する場合でも、バス乗車場所までは歩きます。

そしてオプションから戻っても、夕食レストランが旧市街だったら歩き。全員そろって夕食後は、マサリク駅の北東からバスに乗るので、その場所までもまた遠い (旧市街広場から10分少々)。

チェスキークルムロフとブラチスラバでも、たくさん歩きます。今のところ徒歩を回避できるツアーはなさそうです。

現地通貨コルナは必要?

ツアーの団体行動だけなら、ほぼ不要です (ツアー食のドリンク代は、ユーロ払い可)。

自由行動中に個人で地下鉄に乗ったり、地元風店で食べる、小店で飲み物を買ったりする場合に、必要な分だけ両替。

スーパーではカード払いがよいですが、ユーロは紙幣なら受け取ってくれる店も (ただしお釣りはコルナで)。

両替所は⇒ ガイドさんの話だと、旧市街にあるカフカ家左はよいが1万円以下など小額はダメとか、旧市街広場からツェルトナー通りを東へ2軒目がよいとか、常に変わるので毎回要確認。

プラハ観光

ツアーでの観光

たいてい午前半日で、プラハ城 (裏側から入り、敷地内で聖ヴィート大聖堂の外観など)→

表門から出て (衛兵と写真を撮ったり)、パノラマ景色 (美しい百塔の街) を見たら、ひたすら下っていって

(途中の建物がどれも素敵なので、写真を撮りながら歩くと、団体についていくのが大変!)→

カレル橋 (少し時間をくれて、橋向こうに集合)→

旧市街広場まで歩き (途中トゥルデルニークという筒焼き菓子の店や、操り人形の店が多い)→

天文時計台前で終了 (仕掛け時計を見て、ボヘミアングラスの店にも入って) といった感じの流れでしょうか。

旧市街広場には、聖ミクラーシュ教会、ティーン教会、ヤン・フスの像、ゴルツ・キンスキー宮殿などがあります。

プラハ城内の建物入場

多くのツアーでは、敷地内広場から聖ヴィート大聖堂の写真を撮るだけの観光 (とば口だけ無料で入れることもありますが、ミュシャ [ムハ] のステンドグラスまでよく見えない)。

個人で入場するには、チケットはいろいろあり、一番シンプルなBコースの券で⇒ 聖ヴィート大聖堂、旧王宮、聖イジー教会、黄金の小道 (あとで自由行動中に、またここまで上ってくるのは面倒ですが)。

自由行動の一例

  • 旧市街広場・・・旧市庁舎の塔に上る、「ボタニクス」で買い物など

  • 北のユダヤ人地区を散策

  • ミュシャ美術館

  • ピヴニッツェでビールを飲む

  • 人形劇・・・国立マリオネット劇場で『ドン・ジョバンニ』20:00~など

メトロの乗り方

30分間有効のショート券が24コルナ、90分のノーマル券は32コルナで、乗る前に打刻が必要、乗換えは可。利用するのは、郊外ホテルに自力で帰るときくらいか。

チェコについて

簡単な歴史&重要聖人をお話ししておきます。ほんの少しでも事前に知っておくと、現地での説明がわかりやすくなると思いますので。

歴史

プラハは百塔の街といわれるほど塔が多く、街並み・建物はすごく素敵です。

ですがちょっと歴史を振り返ってみると⇒ チェコは、14世紀のカレル1世 (カレル橋を造った) の頃が黄金時代で、15世紀~ハプスブルク家支配となり暗黒の時代に入ってしまいます。

ヤン・フス提唱の宗教改革で、プラハ城窓からカトリック系代官7名を投下するという事件後、プロテスタント側は一気に弾圧されるようになります。

そして近年、ドイツなどでロマン主義が出てくると、チェコも自分たちの自主性を取り戻そうと民族運動を起こします (スメタナやドボルザークの作曲活動も、この運動の一環)。

第二次大戦後は、東の社会主義側に入る。

別の話で、チェコとスロバキアの歴史というのも、二国は類似国ではないです。昔は大モラヴィア国として一緒だった時代もあったのですが、その後はチェコはボヘミア、スロバキアはモラヴィアとなります。

もともとが違うので、民主化後チェコスロバキアという一国になったあと、1993年には再び分離となりました。現在チェコは工業国なのに対し、スロバキアのんびりした感じの農業国といわれます。

聖ヤン・ネポムツキー

プラハのカレル橋や、チェスキークルムロフの理髪橋で登場する聖人。「ヤン」はスラブ語でヨハネのことなので、ネポムクの聖ヨハネという意味。

14世紀ボヘミアの司祭で、ローマカトリックの聖人。十字架やシュロの枝を手にし、頭上に5つの星が輝く人物として描かれています。

司祭として知り得た王妃の告解の内容を、王に明かすことを拒んだため、拷問にかけられ、橋からヴルタヴァ川へ投げ込まれたという説があり。その理由から水難からの庇護者として、船員や橋の守護聖人としても崇敬されています。

カレル橋上に彫像があり (旧市街に向かって左8つ目)、台座のレリーフを触ると幸運が訪れると信じられています。

チェスキークルムロフ

概要

プラハから南へ約170km、中世の街並みを残す世界遺産の美しい街で、ツアーではプラハと共に必ず訪れます。

初代こそ南ボヘミア豪族の領地でしたが、あとはすべてドイツ系の支配 (ロジェンベルク家など)、高台にあるお城もその支配者に合わせて増改築。

ツアーでの観光

北西に離れたバス用の広場で下車したら→

①高くそびえる城間橋の下をくぐり、木橋を渡って、ブルタバ川に囲まれた旧市街に行くか (中心に市庁舎の広場)、

②高台の城に上がって敷地内を通って左(東)へ抜け、城下町を下り、理髪橋を渡って同じ広場に行くか、

どちらから先に行くかというだけで、結局は一周します。先に昼食の場合は (市庁舎広場に多い)、①のパターン。

ハイライトはなんといっても、高台の城から見下ろす旧市街の街並み (世界遺産)。

続いて、下の街から見上げる城でしょうか (ホテルRůže 前の公園辺りから)。あとはヴィート教会にも入って~

ブラチスラバ (スロバキア)

歴史

16~19世紀には、ブラチスラヴァがハンガリーの首都だった歴史があります。

1526年にモハーチの戦いで、ハンガリー軍がトルコ軍に惨敗したあと、ブダペストはトルコ軍に占領され、ハンガリー王国の首都は1541年にブラチスラヴァに移されました。

そしてトルコの脅威が去った後の1784年に、またブダペストに戻されます。

それでもハンガリー王国の議会は、1848年までブラチスラヴァで開かれるのが慣例であり、

この間、ハプスブルク家の当主がハンガリー王も兼ねたのですが、彼らは代替わりするたびにブラチスラヴアにやってきて、聖マルティン大聖堂でハンガリー王としての戴冠式を挙げたのです。マリア・テレジアもその1人。

このように、議会に出席するために訪れるだけという街だったため、街の美化には力を入れなかったというのが、今でも首都の割に歴史的建造物・名所が少ない理由だと言われます。

ツアーでの観光

ブラチスラバ城のみバスで行き (外観+ドナウ川の景色を見下ろす)、あとはすべて徒歩で。

北のミハイル門近くでバスを下車し、旧市街に入っていき→ 日本大使館のある広場で少々フリータイム→

国立劇場や聖マルティン大聖堂を通り、ホテルDanube前でバス乗車。

途中、あちこちにオブジェがあります (マンホールから顔を出している「見つめる君」など、スリに注意)。

他にも、幼いモーツァルトが演奏した家、フランツ・リストの家、ベートーベンが恋人にピアノを教えたアパートなどを通ります。首都の割にはこじんまりしています。

チェコ料理・ビール

チェコビールに関して

ピルスナーの歴史・・・1842年、ピルゼン地方にて誕生。ミュンヘンのラガービールに倣って造ってみたら、予想に反して黄金淡色のラガーが生まれたのだそうです。

バリング度・・・ビールが発酵する前の麦汁の糖分濃度を示し、バリング度10%はアルコール度数4~4.2%、17%は6~7%に相当、12%以上が混ざりけなし麦芽100%ビール

ピヴニッツェ・・・ビール中心のビアホールのこと (ビールはチェコ語でPIVO)

ビール天国・・・500mlの生ビールが2ユーロ相当と安い、またチェコは1人あたりのビール年間消費量が世界一

ビール銘柄

プルゼニュスキー・プラズドロイ (ドイツ語でピルスナー・ウルケル)・・・ピルスナーの元祖

ブディェヨヴィツキー・ブドヴァル・・・この醸造所で働いていた職人がアメリカに渡って作ったのが、バドワイザーだと言われます。その他には⇒

  • KOZEL
  • Staropramen
  • Gambrinus
  • Krušovice

ピヴニッツェでの注意点

ガイド本で紹介されているような有名なピヴニッツェ (ビール居酒屋) に行くと、ショットグラスのお酒をお盆に乗せて、こちらに勧めてくることがありますが、

サービスではなく有料です! (しかもビールよりも高い)、要らなければ断ればよいです。

ビールのおつまみ

  • プラハ・ハム (Pražská šunka)

  • チーズのオイル漬け・・・カマンベールをサラダ油に漬けこんだもの

  • ウトペネク・・・太めのソーセージにピクルスを挟む、意味は「水死体」

  • トラチェンカ・・・脂がのった豚肉の数種部位を合わせ、煮こごり風に固めたもの

チェコ料理

  • Pečená Husa (ペチェナー・フサ)・・・ガチョウのロースト (鴨ローストはPečená Kachna)

  • Pečená Vepřové (ペチェナー・ヴェプショヴェ)・・・ロースト・ポーク

  • ヴェプジョ・クネドロ・ゼロ・・・焼いた豚肉+蒸しキャベツ+クネドリーキが乗った伝統的一皿

  • スヴィーチコヴァー・ナ・スメタニエ・・・牛肉のサワークリーム添え

  • クネドーリキ・・・添え物のパンのようなもの (英Dumpling、ソースを吸わせて食べる)

  • ブランボラーク・・・すりおろしたジャガイモのパンケーキ、屋台でも人気のスナック

ドイツと同じく、ビールが美味しいのはよいですが、食事は肉系が多いですね。

チェコ文化・土産

人形劇 (マリオネット)

人形劇自体は昔からあったようですが、盛んになったのは近年。ハプスブルクの傘下という暗黒時代を抜け出す機運高まった、18世紀後半の民族覚醒の時期です。

ドイツ語に押されて使用人口の少なかったチェコ語の復興運動とともに、チェコ語による愛国者の劇場運動が、各地方へと巡回の狼煙を上げたのだそうです。

スメタナ &ドボルザーク

スメタナは「わが祖国」を作曲、その2曲目は皆様ご存じ「モルダウ」で、19世紀の民族運動 (ハプスブルク抑圧の暗黒時代から抜け出そうという) と関係していると。

ボヘミアングラス

一番の魅力はなんといっても、透き通るようなクリスタルガラスの輝きと、芸術的なカットの調和による美しさです。

この透明度の高さは、ボヘミア地方に豊富にあるブナの木を燃やして得るカリ(炭酸カリウム)を原材料に使う、カリグラス独特のもの。

この技術が確立したのはおよそ300年前のことで、それまでは他の産地と同じように、カリではなく天然ソーダ灰を使っていました。

ですがこの比類のない透明度を持つカリグラスの登場によって、17世紀以降、ボヘミアングラスはヨーロッパ中でベネチアグラスにも負けない高評価を得るようになったのです。

ガラスに模様を入れるカットの技術としては1929年、現在カット技術の到達点といわれる「500PK」が完成しました。

ボタニクス

自然派のスキンケア製品で、シャンプーはリンスなしでも大丈夫なほどです。お店はプラハでは、旧市街広場からティーン教会側に少し入った場所にあります。詳しくは公式サイトをご覧下さい⇒

ラテン語で「植物」を意味する"ボタニクス"は、中欧チェコ共和国のプラハ郊外にある小さな村「オストラー」で、1992年に誕生したナチュラルキンケアブランドです。

オストラーにある30ha (東京ドーム約6倍) の自社有機農園では、製品に使われるほぼすべての草花・果実が大切に育てられてます。

採集された草花や果実は、現代のテクノロジーと中世から引き継がれた600年の歴史ある伝統的製法により、ボタニクスの製品へと生まれ変わります。

自然を敬い、自然の持つ力をそのまま活用したボタニクスの製品で、肌本来の健やかさを、ぜひご実感ください

引用元:ボタニクス

まとめ

いかがでしたでしょうか。中欧ツアーでのチェコ観光は、だいたいどれも同じ感じかと思います。あとはプラハ城での建物入場や、午後の自由行動に何をするかなど。

ざっと予習をして、ツアーに臨んでいただければと思います。

それではどうぞ、よい旅を!お気をつけていってらっしゃいませ!

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