中欧周遊ツアーのコース選び、まず定番ルートを知る

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初めましてMASAと申します。添乗員がお届けするブログ【MASA-TABI|海外旅行に出発する前の参考に】です。

この記事では、中欧周遊ツアーの一番基本的と思われる回り方についてお話しします。

ツアーはいろいろな形がありますが、基本部分は同じです。一番ベーシックなルート&行程が一番理想的だったりしますので、コース選びを始める前の参考にしていただければと思います。

定番の4か国周遊コース

まずこの4か国とは⇒ チェコ、オーストリア、スロバキア、ハンガリーで、

回り方ルートは

下の手書き地図で、赤線で引いたルートが、最も効率のよい一筆書きルートかと思います。

中欧全体の手書き地図

航空会社はルフトハンザなどを利用して、プラハIN &ブダペストOUT (もしくはその逆)、という回り方を基本的な形と考えて、いろいろなコースを見ていかれるとよいと思います。

これで例えば、ウィーンを拠点に一周みたいなコースだと、行ったり来たりになるのが、目に見えてわかりますね。

日程は

一番ベーシックな形は、8日間なら、プラハ、ウィーン、ブダペストを2泊ずつという下記のような日程です。

行程 宿泊地
1 日本を出発 プラハ
2 終日プラハ プラハ
3 移動日、チェスキークルムロフ ウィーン
4 終日ウィーン ウィーン
5 移動日、ブラチスラバ ブダペスト
6 終日ブダペスト ブダペスト
7 朝、帰国の途へ 機中泊
8 午前に日本帰国

2連泊だと荷物整理が楽ですし、その3都市では、着いた翌日が終日観光となるので、午前がそろってのツアー観光、午後は自由行動 (もしくはオプション)という形に。体が楽で、かつ適度に自由もあると。

いくつか変わった内容例は

  • チェスキークルムロフ旧市街内に泊まる
  • リンツ→ウィーン移動中に、メルク修道院に寄る(外観のみ)
  • テルチ観光 (世界遺産の街並み)
  • ブラチスラバ→ブダペストを列車で移動する、など

4か国以外に加える街

ドイツを加える

よくあるのが、終日プラハの午後オプションで、ドレスデンへ行くというもの。初めてなら、これくらいでよいと思います。まずは基本4か国に集中した方がよいと思いますので。

ゲーテ街道など、東ドイツに行く予定がなければ、こういった機会に行かれるのもよいです。ドレスデンは一度は行った方がよい街なので。

あとは昔、ドレスデンからそのまま北上して、ベルリンまで観光して、ベルリンからOUT (国内線でフランクフルト/ ミュンヘンへ飛んで) という10日間コースもありました。

ポーランドを加える

南のアウシュビッツ強制収容所 (オシフィエンチム)まで、日帰りで行ってくるというコースがたまにあります。南チェコのブルノが拠点となり、片道260km、道も悪いのでバスなら4時間はかかるでしょうか。

かなり逸脱したルートの往復になるので、時間もかかるし、中欧のコースで無理に行くのもどうかなと私は思います。クラクフで1泊してというコースも昔ありました。

ポーランドはけっこう見所が多いので、できればポーランドだけのツアーで行かれるのがおすすめです。

行くシーズンは

どの時期に行ってもよさそうです。冬はちょっと寒めかもしれませんが、私的にはけっこうおすすめです。

早く暗くなると、街並みのライトアップも素敵な感じですし、飛行機も安めになりますし、特にクリスマス前の1か月間は、クリスマスマーケットの屋台も出ますので!

まとめ

いかがでしたでしょうか。中欧周遊ツアーは、だいたいどれも同じようなコースかと思います。

なので、まずは定番に近いルート&日程で行かれるのがおすすめで、あとはそのなかで観光内容・自由行動 (オプション) をどうするか、でしょう。

ツアーも商品なので、その年により多少形を変えたり、変わった街を入れてきたりすると思いますが、核の部分はいつも変わりません、というのがこの記事で言いたかったことです。

それではどうぞ、よい旅を!お気をつけていってらっしゃいませ!

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