日光輪王寺・大猷院を訪れるツアー

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初めましてMASAと申します。添乗員のブログ【MASA-TABI|海外旅行に出発する前の参考に】の国内編です。

この記事は、最近私が乗った日光をメインに巡るツアーの添乗レポートです (2022年11月末、西日本からのお客様)。

行程 宿泊
1 羽田→川越→鬼怒川 鬼怒川温泉
2 →日光→吹割の滝→草津 草津温泉
3 →軽井沢→長瀞→羽田

ツアー選びの参考に、また観光地の予習用にお読みいただければと思います。

輪王寺 大猷院

概要

まず大猷院 (たいゆういん) とは⇒ 日光山輪王寺の1つですが、東照宮の手前にある一群ではなく北西奥にあり、徳川3代将軍・家光公の廟所です。

①「仁王門」→ ②「二天門」(10万石未満の大名はこの門から先に進めなかった、TOP画像) → ③「夜叉門」と階段を上っていき → ④「本殿」へ。

特徴は、家康公の東照宮を凌いではならないという遺言により、金と黒を使用した落ち着いた造りになっている点だといいます。

家光公の墓所は、本殿向かって右手にある皇嘉門の奥にあるそうです。

今回のツアーでの拝観流れ

貸切バスで入口近く下車、WC&団体写真を撮ったら、拝観料を払って入場ですが、個人と違うのは、私たち団体専用にお願いしてある住職の案内があるという点でした。

住職曰く、案内書に書かれていない説明もあるとのことで、より深く観光できます (声も大きく、せっかく準備したイヤホン機器も使わないので、タダ聞きもされてしまいますが)。

加えて、今回のツアーで特別だったことは、一般公開されていない「釈迦三尊像掛け軸の御開帳」を拝謁できることでした (本殿の裏側で、通常は入れないエリア)。

最後に、靴を脱いで本殿に上がり、お話を聞く&参拝で終了、計70分ほど。希望の方は「龍神破魔矢」を購入 (御朱印は、下の拝観受付にて、紙でもらう)。

日光東照宮

今回のツアーでの拝観流れ

大猷院の拝観後、すぐ隣にある二荒山神社の近くで別の専門ガイドと待ち合わせ→ 東へ歩き東照宮の表門へ (拝観券を渡し入場)。

上神庫→ 神厩舎 (三猿)→ 鉄燈籠→ 陽明門 (裏側も説明)→ 眠り猫 (家康のお墓がある奥宮までは上らず)→ 御本社の拝殿 (団体は眠り猫横から入って靴を脱いで)。

列に並び、祈祷をしてくれる順番が回ってきたらガイド終了で、参拝して自由行動。

フリータイムでやること

陽明門を下ってすぐ右手にある薬師堂へ (拝観券のもう1片を係がもぎる、靴を脱いで上がり大人数をまとめて中へ案内、鳴龍の実演)。

御朱印は、本殿向かって右の辺りで。再集合は、表門を出たところにある五重塔。

東照宮だけで2時間弱、うち自由時間が40分ほど。この日はとても混んでいたのでもう少し時間がほしかったと思われますが、行程的に先が長かったので。

日光観光&鬼怒川ホテル

日光醤油ろばたづけ鬼怒川店

ツアーで日光&鬼怒川に行くと、必ず立ち寄るのが、ちょうど十字路地点にある「今市」近辺で有名な「たまり漬け」ですが、「ろばたづけ」とは?

「たまり漬け」との違いは、醤油造りから行う点だそうで、このお店は、東照宮式年大祭に献上した「譜代相伝」という醤油で商標をもらい、明治30年に創業、社名「樋山昌一商店」。

「らっきょう」が有名と思いきや、自信作は「だいこん」だそうです。私はミックスを買って帰りましたが (だいこん、なす、しょうが)、さすが味はしっかりでごはんによく合います。

あと「チーズ」も食べたことがありますが、美味です。今回は3店舗あるうちの、鬼怒川店に立ち寄り20分でした。

鬼怒川プラザホテル

料金高め、和室、部屋は改装済みでとてもキレイでした。ただサービス面は△な部分も?Telはなかなか出ないし、食堂は外国人係多い。

フロントは3F、団体も個人もでとても混雑、エレベーターは奥にも2基あり。1F大浴場は温泉でまあふつう。

3Fの「都味喜」という食事会場は、造りが変わっていて、朝食は入ってすぐが和食で激混み、足元段差ありの左斜め奥へ行くとある洋食コーナーに皆気付かない。

夕食はしゃぶしゃぶ/ 陶板焼きのバイキング?(お客様は5F「鶏頂」にて和食膳)。

土曜泊だったので、21:00より川で花火打ち上げ8分間あり。

磐梯ドライブイン日光店

団体御用達、上記の五重塔から南西へ歩いて10分、3階バス駐車場より店に入り2階食事会場へ。

昼食メニューは「栗おこわ葵御膳」(ゆばがメインの精進料理) で、1階売店にはカステラなど。

華厳の滝

上記の店から西へ、上り専用の「第二いろは坂」を上がって行く (紅葉の10月中旬~11月上旬は大混雑)。中禅寺湖から流れ落ちる高さ97mの滝。

今回は30分ほどの滞在で、バスガイドさんの誘導で無料展望台へ、上からの眺めです。

時間があれば、各自払い570円のエレベータで下に行ってくることもできます (この日は往復15分で可との表示が)。

旧軽井沢&長瀞ライン下り

旧軽井沢銀座通り

江戸時代に中仙道の宿場町として栄えた軽井沢は、宿場町としての役割を終えたあと、イギリス人宣教師ショーによって避暑地別荘地として生まれ変わり、その別荘用ショッピング街として出来たのがこの銀座通りだそうです。

理想は (予約が取れれば) 銀座通りに一番近いチャーチストリート駐車場、モールを抜けて郵便局前に出る、60分ほどの自由散策。

右へ行くと、「ミカド珈琲」(モカソフトが有名)、三笠通りを渡って右に公衆WC (他は有料100円)。

左へ行くと、「フランスベーカリー」(ジョンレノンも愛した)、つるや旅館より先は別荘エリア。

あとはジャム屋さんが多い感じでしょうか。

長瀞ライン下り

埼玉県の北西にある秩父郡長瀞、荒川上流の蛇行する緩急ある流れを舟で下り&渓谷の景観美を楽しみます。

Aコース (親鼻橋~岩畳) or Bコース (岩畳~高砂橋) で、共に20分の乗船、全線コースは運休中でした。

30分前に電話をしてコースを確認、今回はAコース。自分たちのバスで親鼻橋下車、ライフジャケットを装着し平たい小舟へ、1艘が20名乗りなので分便、かつ一般客と混乗。

水量は少なめと聞いていましたが、それでも急流に差し掛かると迫力あり楽しかったです!多少の水しぶきは飛んできます (ビニールガードあり)。

岩畳で下船をしたら (事務所で精算)、秩父鉄道の長瀞駅近くバスPまで歩いて5分。ちなみにBコースだと、下船後マイクロバスで戻るなどで時間が多めにかかるそうです。

小江戸・川越

ツアーでの観光は

見どころは、南北に走る「蔵造りの街並み」通りが中心で、バスは予約が取れれば「札の辻」交差点より北にあるMS駐車場にとめおき (ダメな場合は北東に外れた市役所裏で乗下車)。

WCはこの駐車場にはないので、まずは南へ歩き、札の辻交差点近くにある「まつり会館」へ(裏の駐車場にWC)。

主な名所は、時の鐘、菓子屋横丁 (札の辻より東、長い麩菓子が有名)、大正浪漫通り(仲町交差点の南東)。

1~2時間の自由散策ですが、自由昼食であれば名物は「うなぎ」、食べ歩きなら「いも恋」など。

まとめ

いかがでしたでしょうか。日光は一度は行ってみたい関東の有名観光地ですが、今回はツアー特別拝観 (大猷院) も含めた、専門ガイド案内付きのじっくり観光で。

加えて、日本3大温泉の1つ「草津」、また時期によっては紅葉も楽しめるというコースでした。

日光は、組み合わせる周辺観光もいろいろだと思いますので、あれこれ検討してみて下さい!

それではどうぞ、よい旅を!お気をつけていってらっしゃいませ!

■添乗員同行のツアーで行くなら⇒

草津温泉については↓↓↓をご覧下さい!