モンサンミッシェル泊のツアー、料理・土産、観光・途中の街

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初めましてMASAと申します。添乗員がお届けするブログ【MASA-TABI|海外旅行出発前の参考に】です。

この記事は、ツアーでパリからモンサンミッシェルへ行くまでの流れ&観光、このエリアのホテル特色、プーラール・ガレット土産の購入、ノルマンディー名物料理、についてお話しします。

出発前の予習に、またツアーコース選びの参考に、お読みいただければと思います。

パリ~モンサンミッシェル

ツアーにて、バスで現地に着くまで&着いてからの流れ、土産ガレットを買える場所、途中の街での観光、+個人アクセスについてお話しします⇒

ツアーでの移動の流れ

前半 

いつも同じサービスエリア (Total GS) でトイレ休憩をします。出発ホテルがパリの西寄りなら、バスで2時間15分ほど走った地点で、休憩はこの1ストップのみ。

このSAのお店には、土産の定番「ラ メール プーラール (LA MERE POULARD)」ガレットクッキーの極小サイズ箱が売っていて、1個2ユーロもせず「ばらまき用」によいと、皆様買われます。

ただしどのバスもこのSAに停まるので、女性のトイレは大行列!なのでまずトイレが優先、そして買われるのならレジが混むので早めに並ばないとです。

帰りも、反対車線側で若干違うかもしれませんが、同じ店のSAに停まります。

後半 

後半の道のりは、2時間15分~2時間半 (片道計5h)。泊まりで訪れる場合は、ゲートを開けてくれてホテルエリアまで入れますが、日帰りの場合はずっと手前の駐車場で下車 (2020年3月)。

いずれにせよ島までは、無料の循環シャトルに乗って行くことになります。そして宿泊なら、昼食をとったあと観光に行き、島で自由行動後は各自ホテルまで戻るといった流れ。

プーラールのガレット購入

このプーラールのガレットはモンサンミッシェル本島に本店があり、本店の方がもっといろいろ商品がありますが、高めに感じる面もあり&極小版は売っていません。

なので、まず極小ばらまき用は、行きのSAで多少買っておいて、本店ではちょっとよさそうなものを見てみて (セット販売も上手く利用)、足りないものは帰りのSAで買い足すというのがよいでしょうか。

上記のSAでは他にも、リンゴの焼き菓子やキャラメル、ゲラントの塩、缶入りガレットも売っています。

まあでもここで買えなくても、どこでも買えますので焦らなくてよいと思います (パリでも、空港でも、日本でも)。

途中の街での観光

モンサンに1泊するツアーでは、行き帰りの道中、以下のような街観光をするものがあります⇒

  • オーヴェル・シュル・オワーズ (ゴッホ終焉の地)
  • ジヴェルニー (モネの家の庭『睡蓮』)
  • ルーアン (ジャンヌ・ダルク火刑、モネの連作『ノートルダム大聖堂』)
  • ロワールの古城巡り (アンボワーズ城+シャンボール城など)
  • シャルトル (大聖堂の『美しき絵ガラスの聖母』ステンドグラス)
  • ブヴロン・アン・ノージュやサン・セヌリ・ル・ジェレ (フランスの最も美しい村認定)

ジベルニー、モネの家の睡蓮シャルトル大聖堂のステンドグラス「美しき絵ガラスの聖母」

個人で行くには

TGVでモンパルナス→レンヌ (1.5-2h)+直行バス (1h) で、行ったことがあります。

ただしこのバスは接続便ではなく、帰りは時間かかり、危うく予定の電車に乗り遅れるとこでした。

もっと確実に安心して行きたい場合は、現地ツアーで行かれるのがよいでしょう (マイバスなど)。

■現地発ツアーを予約するなら⇒

モンサンミッシェルのホテル

質よりもこの場所泊に意味あり

ツアーでは日帰りと1泊のコースがありますが、パリから片道約360kmと遠い&泊まれば朝夜の景色も楽しめるということで、1泊がおすすめです。

ですが宿の質としては、どこも同じ2-3つ星・小規模なので期待しない方がよいです。この場所に泊まることに意味があると、部屋は寝るだけと割り切って。

ツアーでよく利用するホテルは、「Vert」、「Saint-Aubert」、「Gabriel」など。

ただ1つ、先端にある「ルレ・サン・ミッシェル」だけは別 (4つ星で、2階からの島の眺めは〇)。あと私は泊まったことないですが、メルキュールはよいみたいです。

島内と陸側、どちら泊がよいか?

私は陸側が好きですね。島内に泊まると、島全景が時間とともに刻々と変わっていく様子がすぐ見られないので。

それと島内の宿は狭いし、バスタブなし、階段のみ (荷物上げ下げはポーター利用)。

ですが、間近から見上げる僧院のライトアップや、朝の散歩などはよいかもしれません。まだ誰もいない城壁の上を歩き、広がる干潟を見下ろすのも〇。

私が泊まったことがあるのは「レ テラス プーラール」(改装前)で、陸側との分宿でした。

Hôtel de La Digue

一番最近泊まった一例を挙げてみます(2022年2月)。この宿は改装済みで、思ったよりはよかったでしょうか・・・

まずこの宿にはロビーがないので、外で鍵を配布&案内。フロントは右横に続くレストラン手前にあるのですが、冬期は閉鎖らしく、斜め向かいのホテル「ルレ・サンミッシェル」でチェックイン/ アウトでした。

ですが添乗員が事前に準備しておいて、島から各自帰ってきた順に、この宿の玄関内で出迎え&鍵渡し。

建物は向かって左・右に棟がありましたが、私たちは全員右 (レストラン側)。玄関に入る時は、コード番号を押してドアロック解除。階段を数段上がった左 or 日本でいう2階に部屋がある。

鍵はノーマルキーで2回回して開けるタイプ。エレベータは無いので、スーツケースはポーター利用 (大きな手荷物はバス内に置いておいて、夕方運転手さんがわざわざドアを開けに来てくれた)。

部屋は狭めのシンプルですが、改装されていてキレイでした (そんな狭くもなかったという声もあり)。ほとんどの部屋はシャワーのみ。オイルヒーターは自分で調整。

小さな水ボトルが1本サービスで置いてある。あと左側建物の方が、新館・かつ若干広め?でも右側の一部の部屋は、島ビューだったとか?

まあでも部屋の眺めはどうであれ、ここは島に一番近い位置なので、夕~夜&朝に外に出て、眺めを楽しむにはベストなのかもしれません (展望スポットらしき場所も近く)。

夕食は、隣に付設のレストランにて (ツアー昼食や外のホテルから夕食によく利用する店)、

このときは、クリーム風野菜スープ (味薄め)+ムール貝 (魚介メニューは嬉しいが身は小ぶり)+チョコムースで、

ドリンクは激高!(シードルの小グラスが7.8ユーロとか)。このエリア共通か、どのレストランでも高い。

朝食は、7:00にそろってホテル「ルレ」内で (内容はまあまあ)。サービスは、ルレのフロントはよかった、他はまあまあ [評価3点]。

モンサンミッシェルの料理・土産

料理

  • オムレツ・・・まずはコレ!でも一度食べればもう十分。中身はほとんど泡なので、すぐお腹が空きます
  • シードル・・・リンゴ炭酸のお酒 (ノルマンディーではブドウが取れず、ワインはない)
  • ガレット・・・クッキーもありますが、そば粉クレープのガレットもよいです (ブルターニュとの境界)

名物・土産

  • カマンベールチーズ・・・ノルマンディー地方は酪農が盛ん (この辺には羊もいる)
  • ゲラントの塩・・・ブルターニュ地方ゲランド塩田で、1000年以上、伝統的手法で塩職人の手により生産
  • キャラメル・・・ノルマンディーの牛乳やバターで作られる。塩キャラメルも〇
  • リンゴのチュイール・・・ 薄くてパリパリしたお菓子

モンサンミッシェルの観光

見方のポイント

まずミッシェルとは何か?⇒ 大天使ミカエルの仏語版、なぜミカエルが出てくるか簡単に歴史を知っておく。

そしてモンとは?⇒ Mont=山、岩山に僧院を築いた (三角の上に建つ)、なので平地を造ろうと、両脇の部分に柱の太い地下聖堂があったり、立体構造とわかる。詳しくは、現地でのガイド説明をお楽しみに。

観光の流れ

無料シャトルに乗って向こう側に着いたら、全景の写真を撮り (TOPの画像)、1つ目の門を入ってガイドとミート。

メイン通りグランリュを上っていき、階段を上って僧院の入口へ。迷路のよう僧院内部を順に進んでいき、最後の売店まで来たらフリー。

セーヌ川クルーズよりオルセー美術館を望むトイレは、クッキー本店の近くに無料が2-3 (数も少なく混んでいる)、島入口に有料のものがあり。

フリータイムでは、お買い物を楽しみつつも、本家本元プーラールおばさんの店で、オムレツを薪で焼いているところを一目見てみて下さい!(私は食べたことないですが、めちゃくちゃ高い)

ちなみにホテル地区に戻ってしまうと何もなく、大きめのギフトショップが1軒のみ (スーパーではない~20:00)

まとめ

いかがでしたでしょうか。パリのツアーでは必ずと言ってよいほどセットになったモンサンミッシェルの、泊まりコース流れについてお話ししました。

パリの記事↓↓↓もあわせてお読みいただき、旅に備えていただければと思います。

遠いですが、一度は行ってみたい世界遺産かつ巡礼地、初めて目の前に聳え立つのを見たときは感動すること間違いなしです、是非泊まりで!

それではどうぞ、よい旅を!お気をつけていってらっしゃいませ!

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