オーロラツアーでロヴァニエミ、サンタクロース村手紙の出し方&ガラスイグルー泊

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初めましてMASAと申します。添乗員がお届けするブログ【MASA-TABI|海外旅行に出発する前の参考に】です。

この記事では、オーロラ目当てのツアーでフィンランドに行かれた際の、ロヴァニエミでの過ごし方 (サンタクロース村でやること&ガラス・イグルー宿泊記) をお話しします。

ツアーコース選びの参考に、出発前の予習用に、是非お読みいただければと思います。

サーリセルカ&オーロラについては、別ページでご紹介しています↓↓↓

サンタクロース村

Main Post Office横でツアーバス乗降、まずやりたいことは2つ⇒

アイコンフォント-チェック手紙を出す

アイコンフォント-チェックサンタクロースに会う

そして北極圏への境界線にて写真を撮り、残りの時間でお土産を買う。時間があればトナカイのソリに乗ることも可。

手紙を出す

場所はMain Post Officeで、手紙の出し方には2通りあります⇒

1. 既成品のサンタメールを出す

立派な既製品サンタメールを、出したい人宛に出すだけ (12か国語対応、日本語を選ぶ)。

置いてある用紙に名前・住所など記入 (アルファベット&数字のみ⇒ JAPANさえ英語で書けば、あとはローマ字で)、出来上がったらレジに並んで提出&支払い9.90ユーロ (ネットからでも可、8.90)。

2. 自分が書いた絵葉書を出す

店内で販売している絵葉書を選んできてレジに並び、切手2.5ユーロと合わせて購入。

書き終わったら切手を貼り、2つあるポストのうち、クリスマスに合わせて届けたいなら赤色のポストに投函 (黄色ポストは通常郵便)。

サンタクロース村のポストオフィス内レジサンタクロース村郵便局にある2種類のポスト

サンタクロースに会う

Santa Claus Officeの建物に入って、正面ショップの手前を左へ入っていき、プレゼント箱が並ぶ通路を抜け、2階に上がって順番待ちの列へ。

待ち時間はそのときによりますが、20~30分くらい?サンタクロースがいるエリアは舞台スタジオのような感じで、外からは見えません。

自分の番が回ってきたら、誘導係に言語&人数を訊かれ中へ。サンタの横に座ってお話しをします (挨拶は日本語)。

この「サンタに会って話をする」自体は無料ですが、自分が持ち込んだカメラでの撮影は禁止、向こうが撮った写真を希望購入という形になります。

写真購入はスタジオを出たあとのレジにて⇒ ①プリントされた写真が35ユーロ (手提げケース付き)、②ダウンロード写真2枚+ビデオが50ユーロ。

ダウンロードの場合、コードが書かれた紙をもらい、あとでサイトからこのコードを入力し、自分でダウンロードします (プリント写真はなし)。

出口が売店になっています。無料トイレもこのオフィス建物内にあります。

北極圏の境界線で記念撮影

北極圏 (Arctic Circle)とは?・・・赤道の北66度33分を通る緯度の円のこと (北極から見ると円)

この緯度より北の地域では、太陽が24時間ずっと地平線の下または上に留まることができ (地軸が傾いているため)、夏には白夜、冬には1日中日が昇らない極夜(カーモス)という現象が起こります。

そして境界線とは、この北極圏のギリギリ南端の線=北極線、この北極線がサンタクロース村内を走っており、その印 (塔、線、看板など) のところで皆、記念写真を撮っているのです。

また、この北極圏に到達した証明書をインフォ建物内で購入することができますが、ツアーでは会社からプレゼント。

ロヴァニエミ市内

街の概要

ヘルシンキから北へ835km、ラップランドへの玄関口・県都、サンタクロースの住む村で有名。

1944年にナチス・ドイツ軍により徹底的に破壊され、その後、建築家アールトの設計に基づいて、全く新しい近代的な町に生まれ変わりました。

街の観光

サンタズ・ホテル・サンタクロース横でバス乗降、少し歩くと街の中心Lordi's Squareへ。

特に見るものもなく、昼食が始まるまでの30分少々で、Sampoショッピングセンターに入ってお買物など。

名所は、アールト設計の科学博物館Arktikum、ろうそく橋などありますが、雪・かつ遠いのでバスからの車窓のみで。

アークティック スノー ホテル (ガラス・イグルー)

概要

ロヴァニエミの街から北西へ27km・バスで30分、湖近くの何もない自然の中という立地 (だから暗くてよい)。

オーロラ観測を楽しむために造られたホテル。

コテージ型のガラス・イグルーが39部屋、他に冬にオープンのスノーホテルがあります。

ガラス・イグルーとは

ガラスイグルーの部屋から窓を見上げるガラスイグルーのコテージが並ぶ風景オーロラ観測に特化した、屋根が360°パノラマのドーム型ガラスで造られている、コテージ型部屋のことです。

断熱性の高い特殊なガラスを用いて、電熱線で加熱されているため、ガラスが部屋空間を冷やすことはなく+床暖房も効いています。

ですので寒い外ではなく、暖かい室内でベッドに寝そべりながらオーロラ出現を待つ/ 観測することができるのです。

チェックイン&滞在の流れ

バスはフロント棟の前に着き、建物に入ってチェックイン、スーツケースはポーターが各部屋に運んでくれます。

ルームキーをお配りしたら、各自のコテージへ (番号が振ってあるホテル案内マップで位置を確認して)。

夕食は、離れの「コタ・レストラン」にて (コタとはラップランド伝統のテント小屋)、中央の薪木で焼くサーモンを。

朝食は、フロント棟内レストランにて 8-10h。

サウナもありますが、今回は男女共用でした (通常は時間による男女別、21-23h)。

注意事項は

入口ドアは低いので、頭をぶつけないよう注意。

「オーロラアラーム」のスイッチはONにしておく (出現するとジーと音で知られてくれます)。

1回のシャワーお湯は最大25分まで (次温まるまで2時間かかる)。

ベッドは足が壁に向くように寝る、見やすい角度に電動リクライニング調節もできます。

不要時・外出時には電気を消す (=敷地内全体を暗くするため)。

泊まった感想

添乗員はいつもは業務用部屋になってしまうのですが、このときはたまたま泊まれてラッキー!だったのに~

残念ながら、私が泊まった夜は雲に覆われオーロラは見られず... 緑のカーテンが出たらさぞかし素敵でしょうね。

ですが、このユニークなガラス・イグルーに泊まるだけでも、なかなか楽しいものがあったと思います (貴重な体験)。

まとめ

いかがでしたでしょうか。サンタクロース村で絶対やること2選を、端的にまとめてみました。+オーロラ目的なら是非泊まってみたいガラス・イグルーがどんな感じかというお話でした。

サーリセルカの記事と合わせて、ツアー選びの参考に、出発前の予習用にお役立ていただければ幸いです。

それではどうぞ、よい旅を!お気をつけていってらっしゃいませ!

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