ミルフォードサウンド、テ・アナウ、マウントクック、テカポ湖の観光【個人/ツアー】

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初めましてMASAと申します。添乗員がお届けするブログ【MASA-TABI|海外旅行出発前の参考に】です。

この記事は、南島に絞ったニュージーランド個人旅行の、ミルフォードサウンド&マウントクック編です。

途中の街や、ホテル&レストランも含め、ざっとどんな感じの観光かお話ししていきたいと思います。またテ・アナウで1泊すれば、北島に行かなくても土ボタルを見るチャンスがあるというお話もします。

ミルフォードサウンド

南島のハイライトの1つ、クイーンズタウンからの日帰り観光でいきます (個人では現地ツアーに参加などで)。

概要

まずミルフォードサウンドという地名ですが、サウンドとは「入り江」という意味で、海につながっている=フィヨルドですね。氷河によって垂直に削り取られた周辺の山々が、1000m以上にわたり落ち込んでいます。

このエリアは年間通して降る雨が6000mmを超えるという、降雨量がすごいところ。なので、天気はよくなくても雨さえ降らなければ、くらいの心構えで行くのがよいでしょう。

クイーンズタウンからのアクセスですが、時計回りに大回りしないと行くことができません (片道300km近く)。途中テ・アナウで休憩を取ったら、ミルフォード・ロードに入っていきます。

ミルフォード・ロード

エグリントン渓谷

ミラーレイク (「Mirror Lake」の看板が湖に写る文字を見ると...)→

モンキークリーク (KEA鳥が見られることも、小川も流れている)→

ホマートンネルを抜けると天気がガラッと変わることも (悪くなったり)、グネグネ山道をどんどん下っていき、岩から糸状の滝が何本も落ちているのが見えます→

キャズム (岩が浸食で穴になった奇岩、遊歩道を歩く)→

船乗り場に到着

クルーズ船

メインのミルフォード・サウンド (フィヨルド) はクルーズ船で回りますが、まず乗り場目の前にそそり立つマイター・ピーク (1683m)は、絵葉書にも使われる風景です (トップの画像)。

行きに船内で昼食 (個人旅では日本食弁当)、タスマン海手前で折り返し、途中岩の上で休むアザラシが見えたり、最後左に見えるスターリン滝がハイライト (落差155m)、また同じ所に戻ります。

アイコンフォント-チェック現地ツアーの予約は、Great Sights社の公式HPより、直でできます (英語のみ)。

また日本語なら下記の予約サイトからもできます (料金も同じ。まずクイーンズタウンと入力して探していきます)⇒

テ・アナウ

テ・アナウは、クイーンズタウンからミルフォードサウンドへ行く中間地点の、テ・アナウ湖に面した街です。

通常はトイレ休憩に立ち寄るだけですが、私は南島のみの個人旅で、土ボタルを見るためにこの街に1泊しました。

土ボタルを見に行く

まずこの土ボタル (glow worm) とは、蛍ではなく、ヒカリキノコバエの幼虫で、幼虫のときに青白い光を発するので土ボタルと呼ばれています。

有名な鑑賞スポットは北島のワイトモですが、南島でも見られる場所が、このテ・アナウです。

リアルジャーニー社が催行する 19:00発のツアーに参加

テアナウ湖を船で対岸まで渡ってから洞窟に入り、洞窟の奥にある小さなボートに乗って、天井の土ボタルを鑑賞するという内容でした。

行くまでの道中も楽しめる感じ、そしてメインの暗闇の中に光る土ボタルはなんとも神秘的で感動です。

南島しか行かない場合、この土ボタルは、日帰りミルフォードサウンドの帰りに途中下車1泊することで効率よく行けるので、よいチャンスだと思います。

北島のワイトモと比べると、こちらテ・アナウは天井が低く、鍾乳洞というよりは細い川を進むような感じで、マイナーっぽくてよかったです。

アイコンフォント-チェックこのツアーに参加するには、予約は上記の日本語サイトからもできますが、現地にて乗る直前でよいと思います。湖沿いのビジターセンター建物がオフィス=乗り場です。

注意点は、もし私がやったようにミルフォードサウンド日帰りツアーの帰路にやる場合、帰りがテ・アナウで終了するコースを選ぶことです。

なければ、途中離団ができるか訊いておくとよいでしょう。+クイーンズタウンまでのバスの予約もしておきます。

ホテル

この街は宿のほとんどがモーテルで、メイン通りより南東に多く点在している感じです (ホテルは数軒しかなく、大したものがない)。

私は「アデン・モーテル」に泊まりましたが、清潔でとてもよかったです (モーテルとは思えないほど)。別に予約したクイーンズタウンへのバスも、事前に伝えておくと宿前まで迎えに来てくれます。

レストラン

街のメイン通りは、湖沿いのリアルジャーニー・ビジターセンターを背に300mくらい進むまでの間で、2本目の角が、ミルフォードサウンドへ行くときに停まるトイレ休憩のカフェ。

1本目を左に行くと、ベニソン肉で有名な「レッドクリフ」がありますが、私は土ボタルツアーの予定があり時間がなかったので、近くの「オリーブ・ツリー・カフェ」にて軽い夕食を。

量少なめのベニソン串焼きを注文、サービスも早くてよかったです。他だとアジアなどの多国籍料理が多く、せっかくなのでニュージー料理がよいと思って。

マウントクック

ホテル「ハーミテイジ」

ハーミテージ・ホテルのプレミアム・プラス部屋個人泊 (後にツアーでも)、ほぼ唯一のホテルだから泊まるといった感じでしょうか。

場所柄、高いのはしょうがないと思うしかなさそうで、高い割に部屋はふつうです (値段に見合った豪華さはない)。

とはいいながらも歴史あるホテルなので、せっかくだからとプレミアムの部屋を選びました。

ですが着いてみたら部屋が用意できておらず、先に晴天のうちにフッカーバレー・ハイキングへ行きました。

フッカーバレートレイルよりマウントクック山を望む (写真は第2の吊橋後、右奥に見えるマウントクック) 戻ったらプレミアム・プラスにアップグレード。といっても違いは、5~9階か、最上階の10階かというだけみたい。

まあでも、マウントクックの眺めは素晴らしかったです。部屋は広めでキレイ。

館内には、星空観察やハイキング等を申し込めるアクティビティーデスク、売店、プラネタリウムがそろっており、日本人のスタッフもいます。Wi-Fiはロビーで無料。

夕食も泊まった記念に (というか他に選択肢はなく)、館内のレストラン「アルパイン」にてビュッフェを。これまたNZ$62と高い!そのくせ内容はふつう (日本食多め、サービスはよくない)。

総じて満足ですが、高いのだけが難点。部屋はどれもそんなに変わらない?山側ならどのクラスでもよさそう?

プレミアムとスーペリアもそんなに変わらなそう (建物は別棟)、山の見え方も同じなので、スーペリアの方はベランダがあってよいかも。

スタンダードは本館の低層階で、下の屋根が少し視界に入ってしまいますが、山は十分に見えるしベランダもあって〇。ただ部屋はダブルベッドでかなり狭く、バスタブなし (ツアーで泊まった)。

まあせっかくだったら、プレミアムかスーペリアがよいかもしれませんね。

ホテル以外の食事

Old Mountaineers」・・・マウントクック村は何もないので、個人旅で車がなければ、食事はこの店かハーミテージホテル内くらいしか選べません。なので昼食はこの店で。

店はカジュアルな感じで、ハンバーガーと生サーモンのベーグルを注文しましたが、共にしっかりとして美味しかったです。値段もリーズナブル、ガラス張りの店内からは山の景色も〇。

フッカー・ヴァレー・トラック

キャンプ場より往復10km (ホテルから歩くと15km)、所要3~4時間、初級コース・・・

  • キャンプ場
  •  アイコンフォント-矢印下 (5分)
  • 慰霊塔
  •  アイコンフォント-矢印下 (10分)
  • ミューラー氷河湖Lookout
  •  正面にセフトン山
  •  アイコンフォント-矢印下
  • 第1の吊橋
  •  アイコンフォント-矢印下 (30分)
  • 第2の吊橋
  •  この先、右奥にマウントクック
  •  アイコンフォント-矢印下
  •  木道を歩き (正面マウントクック)
  •  アイコンフォント-矢印下
  • 第3の吊橋
  •  アイコンフォント-矢印下
  • フッカー氷河湖

天気がよくないことで知られた場所なので、私は着いた日の午後+翌日の午前と、チャンス2回の日程で組みました。

実際私が村に着いた日の午後、晴れていたのですぐに出発、ほんとラッキー!翌朝は雨でした。

思ったのは、ホテルからスタート地点のキャンプ場までの歩きは無駄ですね。

ツアーではガイド付きで歩き、第2の吊橋を渡ったあとにあるルックアウトで折り返してくるようです。

テカポ湖

マウントクックからバスで南東へ1時間、個人旅での Great Sights 社バスも、このテカポ湖に立ち寄ります。ニュージーランドといえばこの写真、というくらい有名な「善き羊飼いの教会」があります。

私はミルキーブルーな湖を期待していましたが、陽が出ていなかったからか、2回行って2回共グレー色でした。

その手前のプカキ湖の方が、よほどミルキーブルーでした (マウントクックに向かうときの景色がよい)。

星空がキレイなことでも有名なので、最初1泊を考えましたが、日数も少なかったのでパス (昼間やることもなく)。

ちなみにツアーのときは、湖畔レストランにてサーモン丼の昼食です。あと12月には、この辺り一面にルピナスの花が咲いていました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。各スポットがどんな感じの観光になりそうか、ざっとご覧いただけましたでしょうか。

個人での各街への移動は、観光用の長距離バスがありますので、レンタカーでなければ、利用されるとよいでしょう。

長距離移動・全体のプランニングについては↓↓↓をご覧下さい!

それではどうぞ、よい旅を!お気をつけていってらっしゃいませ!

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