リスボン半日自由行動、24時間券を使いこなす+ポルトガル土産【ツアーにて】

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初めましてMASAと申します。添乗員がお届けするブログ【MASA-TABI|海外旅行出発前の参考に】です。

この記事では、ポルトガルのツアー中にたいていはある、リスボンでの半日自由行動についてお話ししていきたいと思います。

多くの方は24時間券を買い、あれこれ乗り物に乗って旧市街を回られると思いますので、その楽しみ方について。

また、ポルトガルのお土産についても、簡単に紹介していますので、あわせてご覧いただければと思います。

ツアーで回るリスボン観光は

行程の流れは

最後にリスボン2連泊という行程が多いです。理想は、北から南下してくる日にユーラシア最西端のロカ岬に立ち寄ってしまって、翌日は終日リスボンという流れです。

リスボンは午前に半日観光、午後がフリータイム、ホテルには各自で戻って、夕食も各自というパターンが多いでしょうか。午後には何かしらのオプショナルツアーがあり、夜はファドのオプション。

午前にベレン地区

午前に回る観光スポットはたいてい、西のベレン地区 (ベレンの塔+発見のモニュメント+ジェロニモス修道院)。

ジェロニモス修道院は、有料の回廊入場は含まれていないことが多いですが、サンタマリア教会は入れるときもあります (無料、ヴァスコ・ダ・ガマの墓など)。

ツアーによっては修道院からすぐ近くの、「パスティシュ・デ・ベレン」の焼きたてエッグタルトをプレゼントしてくれることがあります (テイクアウトで。店はトイレ利用可)。

解散は

街中心に戻り、ロシオ広場で解散 (北西のレスタウラドーレス広場でバスを下車して歩いていく。24時間券を買うヘルプもしてくれます)。

もしくは最近は、リベイラ市場で解散というのも多いようです (フードコートにはモダンな料理店が並ぶ、少し高め、混んでいてテーブル確保するのが大変)。

24時間券の買い方と使い方

券の概要

6.4+紙代0.5=6.9ユーロ (2020年3月)。駅の販売機他、有人ならロシオ広場の南東にある宝くじ売り場 (建物奥) で買うことができ、最初に使い始めてから24時間有効です。

市電・ケーブルカーの他、サンタジェスタのエレベータ、地下鉄も乗れます (シントラへ行くなら、また別種の券も有)。

使い方・モデルコース一例

市電28番

ロシオ広場で解散として、まず一番有名な市電28番に始発から乗りたければ、乗り場は、フィゲイラ広場から北東へ行ったホテル「Mundial」の入口を背にして、右前方 (列ができている、常に激混み)。

この28番で一周してもよいですね。東のアルファマから→ 中央のバイシャ西のバイロアルトと街を横切る感じで、乗ってるだけで十分観光、特に細い路地を抜けていくのが楽しいです (ただ座れないと△)。

市電12番

東サイド一周という短コースもあります。フィゲイラ広場から乗って、同じ所に戻ってくる (最近は混むように)。

ケーブルカーのグロリア線

もしくは、ケーブルのグロリア線に乗ってバイロアルトに上がり、アルカンタラ展望台へ (昔、消臭力のCMを撮影)→ そのまま歩いて南へ行くとサンロッケ教会 (無料なので是非入って)→

ケーブルカーのビッカ線

さらに南下してから→西へ行くと、ケーブルカー・ビッカ線の上駅へ。この上駅からケーブルカーを入れて見下ろす景色は絵になります、よく絵葉書にも使われる風景です (トップの画像)。

その上駅から市電28番に乗って→ 街をアルファマまで横切るというのもよいです。

もしリベイラ市場で解散なら、北西に1ブロックの所にビッカ線ケーブルの下駅があるので、その下駅から乗って上るのもよいでしょう (駅の入口は、ふつうの家の玄関ドアのようでわかりにくい、建物は黄色)。

サンタジュスタのエレベータ

下の乗り場はいつも行列。また上に行っても、さらにお金を払って上階のカフェ屋上に行かなければよい景色は見えないので、別に乗らなくてもよさそう?

ちょっとレトロなディズニーランド風の乗り物といった感じで、展望用というより、元々は低地を高地を行き来する用ですね。

メトロに乗ってホテルへ帰る

ツアー泊ホテルの多くは新市街でしょうから、最後はメトロに乗って帰ればもう十分、券代の元は取れているはずです。なおリスボンのメトロは、路線がシンプルでわかりやすいし、距離も近くてよいです。

買い物をするなら

青線と赤線の乗換駅 São Sebastião が、地下でデパート「エル・コルテ・イングレス」に直結しているので (地下が食料品売り場でちょうどよい)、宿への帰りがけに寄っていくのもよいでしょう。

スリに注意

市電28番について、リスボンの風物詩的存在ですが (いまだに1両編成で木造)、スリには要注意!特に後ろの出口付近で写真に夢中になってるとやられます。

その他、自由時間に行くところ

  • 2大美術館・・・グルベキアン、国立古美術館

  • サンロッケ教会・・・バロックの金泥装飾が美しい&天正遣欧使節が滞在したことで有名

  • サン・ジョルジェ城・・・有料の城跡、4月25日橋の眺めがよい。テージョ川を眺めるだけなら、近くのサンタルジア展望台でも。

  • アルファマを散策・・・1755年の大地震で生き残った古い地区。1人で歩くのは物騒か?

  • ケーブルカー・ラヴラ線・・・マイナー・静かでよい。上駅の近くに、日本にゆかりのモラエスの生家がある。

  • ロシオ広場からサンロッケ教会へ、歩いて上る・・・階段がきついですが、所々で後ろを振り返ると、細い隙間から見えるサン・ジョルジェ城がなんともよい (あまり行かない?)

近郊、シントラ王宮やロカ岬

オプショナルツアー

自由行動 (24時間券で市内散策) をおすすめしますが、シントラ王宮OPなら行ってもいいかなぁ(小規模ですが)。

でも行くつもりなら、初めからコースに入っているツアーを選んで、リスボンは自由散策するのがよいです。

あとはペーナ宮殿、ケルース宮殿、クリスト・レイなどがあるようですが、特別興味があるのでなければ、自由散策がよいと思います。

自力でシントラ&ロカ岬へ

国鉄でロシオ→シントラ

ロカ岬へはバス403番で (シントラ→ロカ岬→カスカイス)

(別途ムーア城跡&ペーナ宮殿へは、シントラからの周遊バス434番があり)

国鉄でカスカイス→カイス・ド・ソドレと

行けなくはないですが、けっこう時間もかかるし大変なので、予めコースに含まれているツアーを選ぶのがよいと思います。

ポルトガル土産

モノ土産

  • コルク製品・・・キーホルダー、小物入れ、バッグ、帽子など。ばらまき用には絵葉書がおすすめ(1ユーロ)

  • バルセロスの雄鶏・・・黒い置物が基本 (あとは絵柄に使われている)

  • アズレージョ・タイル・・・コルクにはめ込んだ鍋敷き、壁掛けなど

  • フィリグラーナ・・・金銀細工、女性のお守り (ちょっと高価)

食べ物土産

  • 金平糖 (コンフェイト)・・・コインブラで。軽くて安いので、ばらまき用に〇

  • ヴィーニョ・ベルデ・・・魚料理に合う微発泡性の白ワイン

    スーパーで安く買えますが、①日本持込免税は3本まで、②割れる心配あり (手荷物不可で、スーツケース内)、③重量オーバーに注意なので、1~2本が〇。

  • ダォン・・・赤ワイン、古くからの名産地

  • ポートワイン・・・甘い食後酒、ハーフボトルで十分?

  • イワシの缶詰・・・缶詰博物館などもありますが、買うならスーパーでよさそう

■ヴィーニョ・ベルデは、日本でも購入できます⇒

まとめ

いかがでしたでしょうか。だいたいツアーでの観光パターンはいつも同じで、半日の自由行動でできることも限られていると思いますので、上記を参考に作戦を立て、旧市街散策を楽しんできて下さい!

それではどうぞ、よい旅を!お気をつけていってらっしゃいませ!

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