アイガーエクスプレスにツアーで初乗車&クライネシャイデックおすすめ自由食

アイコンフォント-時計  アイコンフォント-更新

初めましてMASAと申します。現役添乗員がお届けするブログ【MASA-TABI|海外旅行出発前の参考に】です。

この記事は、グリンデルワルドで2020年12月に開通した新ロープウェイ「アイガーエクスプレス」に、コロナ後ツアーで初めて乗車した体験記をお話ししたいと思います。

添乗員の視点から見た乗車の流れを説明すると共に、従来ルートの乗換駅クライネシャイデックで自由食したおすすめレストランについても付け加えておきます。

ツアー出発前の予習に、またツアー選びの参考に、是非お読みいただければと思います。

アイガーエクスプレス概要

従来の行き方のとの違い

ユングフラウヨッホまでの従来の行き方は、グリンデルワルド→クライネシャイデック (WAB鉄道で約40分)クライネシャイデック→ユングフラウヨッホ (JB鉄道で約40分) ですが、

新しくできたアイガーエクスプレスは、このJB鉄道の途中駅 (1つ目の、山中トンネルに入ってしまう手前の駅) アイガーグレッチャーまで直行で行ってしまい (15分)+JB鉄道で残り25分ほど。

アイガーエクスプレス経路の手書き図

ゴンドラの概要

ゴンドラは44台が常時動いていて、1台は26名乗り (なので人数が少なければ1グループ貸切)。アイガーグレッチャー駅まではノンストップで所要15分とかなり早い=時間短縮です。

窓ガラスが大きいので視界はよいですが、写真を撮るにはどうか?

従来のWAB鉄道と比べると

アイガーエクスプレス、ゴンドラからの眺めまずは大幅な時間短縮、さらに混雑の分散が期待でき、共に団体ツアーにもってこいと思われますが (予約された出発時間もないので気楽)、

従来のWAB鉄道も風情があるので、時間に余裕があるなら、行きのみゴンドラにして、帰りは従来型というのもよいかもしれません。

でないとクライネシャイデックからの三山全体の写真が撮れませんし、

個人でなら、ラウターブルンネン・ルートも回ってみたいところですので。

アイガーエクスプレス乗車の流れ

グリンデルワルド・ターミナル駅

建物の下でバス下車したら、近くにあるエスカレータを上がるとすぐゴンドラ乗り場のフロア。団体は左側の紫色改札ゲートから入りますが、まず係と話してから通してもらいます。

チケット窓口は手前右側にありますが、できれば手続きは前日のうちにグリンデルワルド駅でやっておたいです (前夜に宿泊なら)。

新アイガーグレッチャー駅での乗換

ゴンドラを降りて動く歩道を進むと、次のJB鉄道のエリアへ。先と同じく団体用改札ゲートの係に声をかけます。

JB鉄道は自分たちが乗る電車の時間が予約で決まっているので、出発15分前に再集合し、係の誘導で地下のホームへ。

その間に時間があれば、右に行けば外に出られ、アイガーグレッチャー氷河を含めた山々のパノラマ写真が撮れます。

また左手前にはWCがあり、左前方奥のエレベータで下れば従来の駅舎に行けます。

そろって改札ゲートを通って地下に行くと、従来のホームとは別の、この駅が行き止まりの室内ホーム。この駅始発の電車に乗り、行きはアイスメーア駅のみ5分停まってくれます (車両も新しい)。

ユングフラウヨッホ駅からの帰り

同じ出発時間に終点の異なる2列車があるようで、ホームが異なります。でも改札ゲートは同じ。

①アイガーグレッチャー止まりは、ゲートの左側を抜けて→左奥から別の場所へ (昔、団体が乗っていたホームか)。

②クライネシャイデック行きは、ゲート右側から入り→すぐ手前の右 (自分の団体がどの車両のどの位置に乗るかは、係に訊く)。

クライネシャイデックで自由食

今までツアーでは、帰路に駅舎レストラン
「Bergrestaurant (旧Bahnhof)」でアルペンマカロニを食べるというのが大方でしたが、もし自由食だったらおすすめは⇒

Eigernordwand

レストラン「Eigernordwand」からの絶景なんといっても、このレストランのテラス席から望むユングフラウ三山が絶景です!

もちろん天気次第なんですが、晴れたらとにかくすごい!

しかも絶景は三山だけでなく、グリンデルワルド側にも及び、この雄大なパノラマの景色を眺めながらの食事は、なんともスイスらしい優雅なひと時ですね。

場所は、駅から山と反対側に3分歩いたところ。入って奥が一品料理レストラン、是非ともテラス席で食べたいです。

改修工事をしたのかとてもキレイで、サービスもよい。

おすすめ料理は、レシュティ(22.50フラン)、アルペンマカロニの小サイズ(17.50) などで、場所の割にはお手頃な方でしょうか。

ついでに、出てすぐ裏のため池の反対側からは、逆さアイガーの写真が撮れます。

こういった楽しみ方は従来ルートでしかできないので、片方は (帰路がよいか) 従来ルートもおすすめなのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。グリンデルワルド新ロープウェイの乗車の流れと、従来型との比較というお話しでした。

まだ話題の新しい乗り物ですので一度は乗ってみたいですね!ツアーで行くなら、是非片道はこのアイガーエクスプレスが入っているコースで!

それではどうぞ、よい旅を!お気をつけていってらっしゃいませ!

その他のスイス記事は ↓↓↓ をご覧下さい!