ツアーで巡る伊豆半島観光 (+鎌倉殿の13人ゆかり地)

135号線を南下していきますが、小田原を出て5kmほどで、石橋山古戦場近くを通り (頼朝が大庭景親ら平家方と対戦して大敗)→

真鶴半島手前の有料道路上からは、源頼朝船出の浜が見える (上の戦いで敗走、安房へ向かう)｡

熱海は、かつてのホテルが今はリゾートマンションとして人気だという話や、サンビーチ沿いに尾崎紅葉の「金色夜叉」で有名になった「お宮の松」＆銅像の車窓など｡

網代港では、初心者でも釣りができ、料理が美味しい民宿がいっぱいあってよさそうという話｡

伊東では、道の駅マリンタウンに立ち寄ることも｡

小室山→大室山→伊豆高原など通過したあとに、北川温泉 (ほっかわ) にある黒根岩風呂という海岸にある露天風呂が面白そうでした｡

稲取→今井浜海岸→白浜海岸を通って下田へ｡

伊東市川奈にある標高321mの山、１人用チェアリフトに乗ると５分で山頂へ｡

Café321からは相模湾が望め (全席海ビューで､外には利用者専用の突き出た展望スペースもある)、屋根にもボードウォークがあり、反対側に富士山が望めます｡

ですがその眺望は「天気がよければ」です。私たちが訪れたときは雨。雨の時上ってもと思われるかもしれませんが、ツアーだとリフトが動いていれば行かざるを得ません｡

ただ、下のツツジ園が開花時期でキレイだったのはよかったですかね (リフトから見える)｡

平治の乱で源頼朝の父･義朝が暗殺、頼朝は平清盛の継母･池禅尼の命乞いにより助命され、配流された地｡

14歳から20年間を過ごした蛭ヶ小島は現在、公園となっており、頼朝と政子の像が立っています (TOPの画像)｡

この公園のある韮山という地は、天城山系の西、北条氏の本拠･北条だった場所です｡

韮山の南･伊豆長岡、6名乗りのゴンドラに乗って (コロナ禍では1組ずつ) 片道8分で標高452mの山頂エリアへ｡

山頂には水を張ってある展望広場「碧テラス」があり、晴れれば富士山を入れて (理想は逆さ富士も) 映え写真が撮れます (この日は凍っていて△)｡

他にもカフェに入ったり (ウォーターラウンジ)、かつらぎ茶寮 (プライベート･ガゼボ) などあるようですが、ツアーでは滞在1時間ほどなのでムリ｡

また山麓にも売店 (伊豆ブラックカレーや富士山羊羹) やイタリアンレストランがあるので、個人で行ったら長時間楽しめる場所ですかね｡

観光の流れ　

修禅寺　

指月殿 ＆ 源頼家の墓　

観光センター駐車場から200段下って行く。戻りの上りがキツめなので、ムリそうな方は上から見下ろす (伊豆の踊子像の隣から)。30分の滞在、わさびソフトあり｡

ループ橋の南から道を逸れ、ツアーでは「出合茶屋」にバスを停めさせてもらい、初景滝まで平坦道を片道10分歩く｡

戻ったらお店には、有平糖の菓子、わさび系の土産あり。でも猪鍋・猪汁定食を食べてみたい～

韮山の西エリア

• 伊豆の国 大河ドラマ館･･･北条義時が生まれた地であり、北条家ゆかりの国である「伊豆の国市」であることから

• 願成就院･･･北条政子の父･時政が、頼朝の奥州藤原氏の征討を祈願して創建、北条家の菩提寺、運慶作の５つの仏像がある(国宝)

• 北條寺･･･北条義時が創建した寺

• 北条義時邸宅跡

• 仏の里美術館 [函南の北]･･･北条時政が戦死した息子･宗時の慰霊のために、慶派の仏師･実慶に造像させたと考えられる阿弥陀三尊像がある

函南から東へ、熱海との中間あたりの丹那にある牧場施設で、羊や牛と触れ合う体験もできます。今回は昼食で (サーロインステーキ)｡

私は別食、ハンバーグが美味しいそうですがこの日はなし。他にここでは、丹那牛乳で作ったソフトクリームがおすすめ！超濃厚で牛乳ソフトではないようです｡

あと、この場所の下には新幹線と東海道線が走っています。丹那トンネルといって、断層や湧水などと大変な難工事だったことで有名で、多くの犠牲者も出たそうです｡

伊豆に流された源頼朝が深く崇敬し、源氏再興を祈願しました。また神池に浮かぶ厳島神社は、北条政子が勧請したと伝えられています｡

ここでのお土産は２つ、南東の駐車場方面に①福太郎本舗の草餅 (こしあんで包んだ)と、②わさび (山本食品の門前せせらぎ店だったか)｡

• 三島スカイウォーク
• 十国峠展望台

下田の白浜大浜の目の前、2階フロントロビーの大窓からはプールが見える、建物広め｡

部屋は海側で和室、部屋置きされている鍵は2本 (男女バラバラに大浴場から戻れる)｡

温泉は1階で広め、脱衣所にバスタオル＆小タオルの用意あり、鍵付きの荷物入れ、泉質は内湯と露天風呂で異なる｡

夕食は1階大宴会場「星座」にて、和食膳＋追加コーナー券3枚で、下田名物の金目鯛が出ました。朝食はバイキングで、焼き立てアジの開きが〇｡

大浦湾に面した高台に建つ、洋風リゾートホテル。３階がフロント、部屋は標準だと狭めですがキレイ、ほとんどが陸側ビュー、上の階は手前の･下の階へは奥のエレベーターで｡

１階には温泉の大浴場 (露天風呂あり､やや狭め)。夕食はフランス風の和洋折衷 (前菜３品＋魚ブイヤベース、メインは牛ヒレステーキ、デザートは心太･抹茶ソース)、上品で海外ツアー食より美味しい｡

さすがは東急ホテルなので、いろいろとしっかりしていますね (東京では外国人がよく利用する高めのキャピトル東急他、渋谷セルリアンタワー、羽田エクセル東急もシック)｡

車だけでなく、電車も伊豆急下田駅から近いし、近くにはビーチやマリンスポット、開国の歴史観光などいっぱいで、個人で夏に家族連れで賑わうホテルだと思います｡

あるツアーでは、わざわざ泊まりだけのために遠く下田まで行かなくても、という意見もありましたが、天気がよければ、着くまでの車窓観光も風光明媚という意図もあったのでしょうか｡

私としては、海･温泉に泊まるなら、宿＆食事は和風がいいですかね (洋風は海外で嫌というほど味わっているので)。