横浜、定番見所はおさえて浅く回る個人観光+湘南へ

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初めましてMASAと申します。添乗員がお届けするブログ【MASA-TABI|海外旅行に出発する前の参考に】の国内編です。

この記事では、横浜ベイエリア泊を想定して、ホテル周辺+日帰りで少しだけ足を延ばすという、ゆるめの個人観光 (夏で暑いとき向け) をお話ししていきたいと思います。

横浜は見どころがたくさん!なので予習をしてポイントを絞って、定番はちゃんとおさえつつもよくばりすぎずに+私独自の視点 (私が面白いと思うスポット) も入れた一例でご紹介していきます。

横浜ベイエリアマップ

電車でのアクセス・移動方法

まずは最低限の電車での移動方法から⇒

横浜ベイエリアまで行くには

  • 羽田空港からは、京急線で横浜へ、みなとみらい線に乗り換えて馬車道などへ

  • 東京、新横浜からはJRで、桜木町か関内へ (みなとみらい線の少し南を走っている)

  • みなとみらい線は、東急東横線と相互直通運転、さらに東武東上線や西武池袋線に繋がる

ベイエリア内の移動は

徒歩でよいと思います (少し歩きますが、みなとみらい線は地下深いホームなので乗るまでに時間かかる)。

ちなみに、みなとみらい線の運賃は200~230円、1日券は460円で元を取るには3回乗らないと。

横浜から・湘南へ行くには

桜木町か関内まで歩き、JR京浜東北線で横浜まで戻ってから、横須賀線か湘南新宿ラインに乗り換えて鎌倉へ。

多少時間はかかりますが、桜木町か関内からJR京浜東北線でそのまま大船まで行ってから、乗り換えでOK。

続いてベイエリアを、エリアごとにざっくりご紹介⇒

横浜・新港エリア (赤レンガ倉庫など)

万国橋からの夜景(コスモクロック21側)新港は、アパホテル横浜ベイタワー(上記地図の赤印) 近くの万国橋を渡った先の、島のような地区。赤レンガ倉庫の他、ショッピングモールが3つ、よこはまコスモワールド(遊園地)、カップヌードルミュージアムなどがあります。

モールでショッピングをしたり、食事をしたりする (モールがいくつも集まっている) エリアといった感じでしょうか。

ちなみにこの万国橋ですが、橋からの夜景 (西側のランドマークタワー+コスモクロック) が絶景です。

赤レンガ倉庫

一番の定番スポット(万国橋を渡って右)。明治時代に建てられた、輸入荷物を一時的に保管する保税倉庫だったものを、2002年に商業施設としてオープン。外の広場ではよくイベントが行われます (オクトーバーフェストなど)。

夜の雰囲気も素敵ですが、私は昼間にショッピング+ランチで行くのがよいかなと。このエリアのレストランはどこも高めなので、2号館1階にあるフードコートがおすすめですかね。

その他、ショッピングモールなど

MARINE&WALK 

MARINE&WALKの一角にある「エンジェルウィングス」右奥に位置する。モールといっても屋外モールで小規模で、お店の集まった1ブロック区画みたいな感じです。

南東の一角に「エンジェルウィングス」という写真映えスポットがあります。

ハンマーヘッド 

ハンマーヘッドの夜景奥の突堤先端にある、大型客船ターミナルを中核に、商業施設、ホテルからなるモール。2019年開業。この施設名は、歴史的産業遺構「ハンマーヘッドクレーン」に由来とのことです。

西側の2階レストランはテラス席があり、夜の眺めはよさそう (この画像は北側のクレーン)。ですが、予約していかないとテラス席は難しく、かつ値段は高めです。

ワールドポーターズ 

左手前にある、また別の大きめなモール。1階には広いレストランコーナーがあり、夕食が遅くなってしまった場合、他が20:00-21:00で閉まってしまうなか、ジョナサンは23時まで開いていて助かることも。

ちなみに建物外にある「GATHER@EATINGHOUSE」はクラフトビールも食事も高くてイマイチでした。

コスモクロック21 

よこはまコスモワールドにある時計付きの大観覧車で、港のシンボル、夜はカラフルにライトアップされます。

桜木町と新港地区を結ぶロープウェイ「エアキャビン」と合わせて、できれば夜に乗りたいですね (街と港を一望)。

横浜・歴史名所 (三塔など)

深くは掘り下げませんが、横浜といえば「開港の歴史」があるので、開港にちなんだ歴史的建築物もちらっと巡ってみるのも面白いです。

馬車道を歩いてみる

駅から港と反対へ歩くと、1つ目の交差点角には「神奈川県立歴史博物館」が堂々と建っていますが、明治37年に横浜正金銀行として竣工した、ネオ・バロック様式の西洋建築とのことです (国重要文化財・史跡指定)。

そして道向かいには、「牛馬飲水」が残っています。本当に馬車が走っていた通りなので、その名がついたのですね。

その次の交差点をすぎると、生チョコ発祥の店「シルス マリア」の本店があります。イートインもでき、チョコサンデーは美味しかったです(大人の味)。

牛馬飲水横浜税関(クイーンの塔)の外観

横浜三塔

➀横浜市開港記念会館 (ジャックの塔、高さ36mの時計塔、赤レンガの建物、TOPの画像)。

➁横浜税関資料展示室 (クイーンの塔、高さ51mで緑青色のドーム、ロマネスク様式など西欧建築様式が混在)。

➂神奈川県庁本庁舎 (キングの塔、西洋建築に和の様式を融合させた「帝冠様式」による建築)。

中に入れば歴史資料展示館かと思いますが、とりあえず外観の「塔」だけ写真撮って~

中華街・元町~港の見える丘公園

みなとみらい線に乗って終点の「元町・中華街」駅まで(1駅なら歩く)。

元町

ちょっとしたショッピングストリート。私はファッション系よりも、雑貨や数多くある洋菓子・パン屋さんが好きですかね。なかでも「ウチキパン」は創業1888年の老舗で、フランスパンが美味。

中華街

橫濱媽祖廟見どころっぽい場所は中国寺院で、前にツアーで訪れたときには「関帝廟」に行ってみて、今回は「橫濱媽祖廟」でお参りしました (大きなピンクの線香500円を購入して)。

航海の安全を護る海の神として、また自然災害や疫病、戦争、盗賊から人々を護る女神として信仰されている「媽祖」が祀られている寺院なので、旅の安全を祈願。

食事は、夕食で「媽祖廟」隣の「大三元酒家」に入ってみました (グーグルの評価を頼りに)。結果は大正解!骨付き豚チャーハン、五目そば、小籠包を食べましたが、どれも美味しくしかも良心的値段でした。

まああとは一般的には、中華まんの食べ歩き~が人気ですかね。

港の見える丘公園

駅近くから坂を上っていった丘の上にあり、遠めにベイブリッジが見える展望公園です。

夜はロマンチックでデートスポットといった感じです。私が行ったときはもやっていて、かつ橋がライトアップされていなかったので写真は撮らず。

山下公園

海沿いの市民の憩いの場、マリンタワーや日本郵船氷川丸、観光船の発着所などがあります。上記の公園から街へ帰るのに歩いてもよいですね。

また公園に面して建つ「ホテルニューグランド」は、昭和2年に誕生したクラシックホテルで、銀座の和光ビルを設計した建築家 渡辺仁氏による設計、歴史的建造物。

本館の入ってすぐの階段と、2階ザ・ロビーの雰囲気はとてもよいので、ちょこっと中を見学させてもらいました。

大さん橋ふ頭

新港~山下公園の間にある国際客船ターミナル埠頭で、元は1894年に完成、2002年にリニューアルし、曲線の木床を持つターミナル屋上は「くじらのせなか」と呼ばれ、眺めのよいスポットです (今回行きませんでしたがおすすめ)。

みなとみらい~横浜駅

一番の見どころは「ランドマークタワー」の69階展望フロア・スカイガーデン、ですが2025年いっぱいで一時休止し大規模修繕工事に入るようです(~2028年以降再開?)。

1993年にオープンしてから何度か行きましたね、かつて日本一の高さのビルということで。+「クイーンズスクエア」というモールが隣接しています。

みなとみらい駅自体の周辺というのは、イベントをやるアリーナやホールが集まるエリアといった感じでしょうか。

なので私が行ってみたのは、新高島駅近くの⇒

京急ミュージアム

京急ミュージアムの内観京急路線のジオラマ、旧型車両、運転シュミレーション、京急バスの運転席~などがある、京急本社ビル1階にある鉄道博物館です。子供だけでなく、電車が好きなら大人も楽しめますね。

日産 グローバル本社ギャラリー

1階にGTRやフェアレディZの他、ヘリテージ・レースカーなどが展示されており、自由に入場できます。

湘南へ足を延ばす

せっかく横浜まで来たのなら、2泊~して余裕があったら、なか日にでもちょっと郊外へ足を延ばしてみるのもよいですね (鎌倉や湘南あたりまで)。というよりセットで行かれる方がほとんどか?

江ノ電に乗る

江ノ電、車体の正面外観初めての湘南なら、やはり定番的な、まずは江の島に行って&長谷でも下車して(鎌倉大仏)~と全てを網羅と思いますが、今回はさらっとちょっとだけ観光で。

まずは上記のアクセスで述べたように、鎌倉まで行く、そして乗り換えです。この江ノ電、電車自体が既に観光の目玉/ 湘南の風物詩となっていて、沿線では途中から海も見えてくるし、乗っているだけで楽しいのです。

しかし!その人気ぶりからいつもすごく混んでいます。特に現在は外国人観光客でごった返している状態です。

鎌倉高校前駅で下車

鎌倉高校前駅のホームから江の島&海を望む私は純粋に、駅のホームの目の前が海!&江の島の見え方も〇、ということで前からこの駅は好きでしたが、

現在はバスケットボール題材の漫画「スラムダンク」に出てくる「踏切」(ホームの東) が、写真映えスポットになっているらしく、撮影隊 (特に外国人) が群がっています。

確かに絵になる風景ではありますが~ちなみに「スラムダンク」は私が学生の頃、週刊漫画「少年ジャンプ」で読んでいたものですからけっこう古い、なぜ今になって流行り?って思ってしまいます。

稲村ケ崎

稲村ケ崎の岬から江の島方面の湾を望む漁師の店「池田丸」のしらす定食ちょっと湾がカーブした位置にあり、丘になった公園からの江の島の眺めがよいので、好きな場所です。今回はランチも兼ねて下車。

ランチは、「全て腰越沖の地魚で、池田丸で水揚げの魚、大型定置網で直接買い付けた活魚」という「池田丸」稲村ケ崎店にて、この地の名物しらす定食を (生+釜揚げ+かき揚げのしらす)。

地元の人らしきお客さんたちは、あら煮定食を注文している人が多くみえましたかね。

今回は稲村ケ崎にしましたが、海の景色+ランチ+江ノ電写真なら、七里ガ浜で下車もよいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ざーっとでしたが、こんな回り方一例もあるというお話でした。

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