黒い森 (ゲンゲンバッハ、トリベルク、ティティゼー)+ホーエンツォレルン城のツアー観光

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初めましてMASAと申します。現役添乗員がお届けするブログ【MASA-TABI|海外旅行出発前の参考に】です。

この記事は、コンスタンツ・黒い森+アルザス地方を周遊するツアーの一環で訪れた、黒い森での観光についてお話しします。

ツアーコース選びの参考に、またツアー出発前の予習用にお読みいただければと思います。

黒い森地方とは

ドイツ南西部、南北に160km・東西に20~60km、トウヒやモミの木など針葉樹の森が黒っぽく見えることから、シュヴァルツヴァルト(黒い森)地方と呼ばれています。

実際バスで走ってみると、森というより山道の合間を縫っていく感じでしょうか (山の標高1300m前後)。

ゲンゲンバッハ

黒い森地方には、こぢんまりとした美しい中世の雰囲気がそのまま残る旧市街の街や村が点在。

なかでもこのゲンゲンバッハは、素朴ながら立派な木組みの家が建ち並び、風情ある石畳が入り組む街で、「ロマンチックな宝石のような町」、「バーデン地方のニース」などと呼ばれています。

ツアー観光の流れ

旧市街の南東にある小さな駐車場にバスをとめ、西へ5分歩くと市庁舎のあるマルクト広場へ。

広い線路沿いの道でもよいですが、右前方(北西)を見ると遊歩道があるので、クロイターガルテン横を通り市庁舎裏手から行くのもよいです。

この市庁舎前を再集合場所にして、少し西へ行ったエンゲルガッセの入口まで案内して自由行動にしました。

WCはマルクト広場の南側、インフォ建物の右側の扉、50セントコインと入れるとドアが開き、地下へ下ります。

ゲンゲンバッハのマルクト広場ゲンゲンバッハのエンゲルガッセ

見どころ

エンゲルガッセ 

長屋風の木組みの民家が建ち並ぶ、ひっそりとした素朴な通り。

特徴的なのは、昔の地階が現在半地下になっていて、通りには斜めになった入り口があるという点。

道路が1.5m以上かさ上げされたからだそうです。

キンツィヒの塔 オーバー塔 ニーゲル塔 

旧市街の南、北、西にある塔。キンツィヒは街の入口にあり、かつては24時間の警備にあたっていた防衛の塔で、

消防団としての役目やキンツィヒ川の河川交通の監視、来訪者からの税金徴収等も行い、時計台として時刻を知らせる役目も果たしていたそうです (上るのは有料で、中は博物館)。

トリベルクの滝

トリベルクで有名なものは⇒ 滝とカッコウ時計。ツアー行程は滝のみでしたが、北から向かったので、途中通る「世界最大カッコウ時計館」で写真ストップしてみました (TOP画像、入場はせず)。

滝の概要

トリベルクの滝高低差がドイツ最大の163mで、段々になって流れてくる滝です。

中に入ると木々に覆われた自然公園になっていて、体力と所要時間別に分かれた3つの散歩コースがあります。

途中に展望スポットから写真を撮ったり、橋を渡って下を見たり。

ツアー観光の流れ

目の前ではバス乗降できないので、入口向かって少し右の坂を上った駐車場より歩きます。

入口から坂を上ると入場ゲート (すぐ隣にWC)、入場券&Mapを配ったら解散、自分のペースで上れるところまで上って、また同じ道を戻ってもらいます。

シュヴァルツヴァルト・ミュージアム

滝入口下~バスPの途中にあり、滝の入場券で入ることが出来ます。

この博物館では、4世紀以上にわたる黒い森の時計、伝統的な衣装、木彫り、わら織り、元祖の時計職人の作業場などを展示しています。

一見の価値あるのは、ユニークな自動オルゴール、採掘坑道の希少な鉱物、鉄道模型の展示。またボブスレーやトボガン、世界初の電動スキーリフトなど。

中は広く、意外と見応えありますので、是非入場してみて下さい。

ティティゼー

概要

黒い森、標高850mにある保養地。ティティゼー湖は氷河期に形成された湖で、最長1.8km、深さ平均20m。

周囲にはキャンプ場やHochfirstへの登山、北には同名の温泉街(ホテルにスパ)、西にはフェルトベルク山(この湖形成への氷河の原点)、東にはドイツ最大のスキージャンプ台などあります。

ツアー観光の流れ

ティティゼーの遊覧船北の高台にあるバス駐車場より南へ、お土産街を抜けつつ7-8分歩くと湖畔へ。

レストラン「Bergsee」近くにある桟橋の南の乗り場より、遊覧船に乗る (時間予約してある船ですが、個人客も同船)。

船は茶色い小型の2階建てで、2階がデッキ、案内放送を聞きながら、25分で湖を一周してきます。

「Bergsee」で昼食のあと、少々買い物タイムをとってバスに集合 (鳩時計や燻製ハムなど売っています、WCはPは1ユーロなのでレストランで)。

何か名所というより、自然の中でのんびりするという、地味ですが黒い森ならではの過ごし方でしょうか。

ホーエンツォレルン城

歴史・概略

場所はシュトゥットガルト南南西70kmのヘッヒンゲン、標高855mの山上に建つお城。

まずホーエンツォレルン家についてですが、1192年にフリードリヒがニュルンベルク城伯となったため、その子への分割相続でフランケン系とシュヴァーベン系に分かれます。

それでプロイセン王国・ドイツ皇帝へと続いていくのはフランケン系、この城に残るのがシュヴァーベン系です。

城の歴史は11世紀まで遡りますが、後に全壊され、1867年にフリードリヒ・ヴィルヘルム4世によって、現在見るような姿(ネオゴシック様式)に新たに建設されました。

ツアー観光の流れ

ホーエンツォレルン城の中庭山の中腹で、シャトルバスに乗り換えて、城入口下へ。この中腹バスPにはWC・売店があり、シャトルは10分おき・15座席ほどの小型バス。

シャトルを降りたら、城門入口でまとめてチケットを見せ、らせん状の坂を上ると城の中庭へ。

場内見学→ 宝物館→ フリータイム (2つの礼拝堂、カズマット)、目安時間にシャトルに乗って中腹Pに戻ってもらう。

見どころ

城内見学 

ガイドなし自由見学の場合はいつ入ってもOK、右手係に券を見せ階段を上ります (ふわふわスリッパがなくなり赤絨毯の上を歩く、写真も可になった、スマホにアプリ取込で英ガイドが聞けます)。

家系図ホール→祝賀の間→図書室→辺境伯の部屋→ブルーサロンで終わりでしたが、さらに2階部分が出来ていました。

宝物館 

一旦中庭に出て、別の入口より (写真は不可)。

見物は、ドイツ最後の皇帝ヴィルヘルム2世の160個のダイヤで飾られた王冠や、フリードリヒ2世の軍服と嗅ぎ煙草入れ (クナースドルフの戦いで、銃弾を跳ね返し命を救った)。

2つの礼拝堂 

2つの家系がそれぞれ異なる宗派に属していたため、この城にはカトリックとプロテスタント2つの礼拝堂があります。

聖ミヒャエル礼拝堂・・・中庭に入って左手、唯一残った元祖の建物、15世紀のカトリック教会。

キリスト礼拝堂・・・手前右手、ここに1952から91年までフリードリヒ2世と父フリードリヒ・ヴィルヘルム1世の棺が安置されていました。

カズマット 

地下の砲弾防御用の兵舎のようなところを通って、一段下の庭に出て、入口塔の外に出てきます。狭いし足場も悪い、1人だと不気味なのでパスしてもよいでしょう。

その他、インフォ・売店・WCは、場内見学階段より手前を右に入るとあります。

黒い森・名物料理のランチ

城山の麓にあるホテル「Brielhof」内のレストランへ。

メイン皿は⇒ この地方名物マウルタッシェンでしたが、ドイツ風大餃子かと思ったら、ひき肉をパスタで巻いたアルザス料理のFleischschnacka (フライシュシュナッカ) という感じでした。

デザートも⇒ この地が本場のシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森のサクランボケーキ)、スポンジに染みているお酒(シュナップス) がきつめでした。

バスに乗る前に、駐車場から山上に建つお城の写真を撮れます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ドイツはあちこちに見どころがあり、ロマンティック街道に始まり、〇〇街道がたくさんありますが、この黒い森地方もまた違ったよさがあります。

組合せとしては、コンスタンツやフランス・アルザス地方と一緒になっているツアーが多く、おすすめですね。

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それではどうぞ、よい旅を!お気をつけていってらっしゃいませ!

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