バルセロナ
概要
すぐ思い浮かぶのは、ガウディに代表されるモデルニズモ芸術でしょうか。
それとこの街はカタルーニャ州で、独自の歴史・文化・言語をもっているという点。
他には、よく見ると交差点の建物角は全て削られているし、建物が隙間なくくっついているなどの特徴もあり (ガイドさんの説明を聞いて知った)。
ツアーで回る観光は
サグラダファミリア (バス下車から2ブロック歩く→北東の公園から全景写真→生誕側から入場し、受難側から出る)、
グエル公園 (最近行かなくなってしまったようですが、絶対行きたい場所ですね!TOPの画像)、
カサ・ミラ&カサ・バトリョ (車窓で)、
稀にサンパウ病院やカタルーニャ音楽堂 (外観) へ行くことも。
バルセロナに2泊する場合、午後はフリータイムなので、旧市街のゴシック地区 (ランブラス通り、市場など) を歩くのもいいし、昔はモンセラートへ行くオプショナルもありました。
でも街に見所が多いので、街に残った方がよいと私は思います。カサ・ミラ等の写真も、再度撮りに行けますしね。下に2点ほど、ガウディ観光スポットを挙げておきます⇒
サグラダ・ファミリア教会
これぞ世界で唯一無二の素晴らしい建築物、内部・外観・塔の見学を・・・
内部
昔はそれこそ工事現場でしたが、今はカラフルなまさに柱の森のようで感動的。
ガウディの建築デザインの特徴である「自然を生かしたものが、そのまま構造力学上の理にかなっている」という考えのもとに、柱を木に見立てて斜めに立て、
さらに幹から枝分かれしているように設計してあるというのが、類を見ないユニークさです。
またステンドガラスも素晴らしく、そこから入る光のせいで、天井を見上げるとパステルカラーの森のようで、とにかく素晴らしいの一言。
外観
いうまでもなく素晴らしいですが (特に東の生誕の門=ガウディ作)、夜のライトアップも思った以上によかった。
周りが暗闇の中、鮮明に浮き上がってとてもシャープに見える感じ。特に公園から生誕側を眺めると、手前の池に「逆さ教会」が映ってなお幻想的でした。
塔に上る
上るにはネットで事前予約 (入場券とセット)が必要なので、ツアーだと、中でフリータイムがあっても無理です (昔はその場でも、混んでいなければ可能でしたが)。
私は一度、個人旅で予約していって上りましたが、思ったよりはすごくなかったです (2015年)。
私は生誕側を選択。上りはエレベータ、下りは階段で。景色を楽しむというよりは、建物外観の細かな装飾を間近に見られるのがよいという感じでしょうか。
小さな橋を渡った後は、途中途中の窓から装飾物を見て、狭いらせん階段を下りていくという内容でした。
ツアー半日自由行動中に塔に上る
塔に上れるチケットは、入場券とのセットなので、午前に団体で入場したときに、
(バルセロナ2連泊のコースを選んで)午後が自由行動だからと、そのまま離団して敷地内に留まったとしても、差額追加では不可なはず。
もしツアー旅行のなかで上ろうとしたら、事前に午後のチケット (塔付きのもの) を取っておけば可能でしょうか。
■予約は公式サイトからがよいでしょう⇒
https://sagradafamilia.org/en/
■日本語のサイトで予約するなら⇒
コロニア・グエル教会
グエル公園の代わりに行くこともあるこの教会は、まだまだ知られていませんがガウディの作品です。バルセロナ郊外、繊維産業の共同生活団地の一環として1908年に建設開始。
すごいのがこのデザインの発想で、鎖を繋いだものが自然の重力でぶら下がったものを、そのまま逆さにするといったもので、博物館に展示してあります (下の鏡に映っている)。
ところがこの建築は未完に終わり、1階の部分しかありませんが、現在世界遺産に登録されています。内部もガウディ独特の柱のデザインで、他に類がなくなんとも素晴らしいです。
個人で空港から市内への移動
参考までに、個人旅では、空港バスAerobusを利用 (水色)。券は乗り場で購入可 (ネットでも可)。停車はスペイン広場→グランビア→大学広場→カタルーニャ広場で、所要約30分。
ちなみにAVE利用なら、メトロでサンツ駅へ。