砺波の観光スポット
砺波というと、まず思いつくのはチューリップ・フェアかもしれませんが、この記事ではもっと違う内容で。
まず富山県には主に2つの平野⇒➀富山平野と➁砺波平野があり、➀は東の富山市内がある方、➁は呉羽丘陵を挟んだ西側で、庄川と小矢部川が高岡に注ぐ流域に広がります。
そしてその➁の砺波平野には、およそ220k㎡の広さに屋敷林に囲まれた約7000戸を超える農家が点在する散居村集落が広がっています。
なんといっても富山県は、立山連峰からの豊富な雪解け水を利用した良質な米作りで知られる「米どころ」ですから。
閑乗寺公園 散居村展望広場
そんな田んぼが一面に広がる風景を眺められる展望台があるのですが、その1つがここ「閑乗寺公園」展望広場です。
散居村(さんきょそん)とは、田んぼの中に家々が点在する集落形態のこと。成り立ちはそれぞれの農家が自分の周りの土地を開拓して米作りを行ってきたことに由来します。
そんな田んぼが広がる散居村の景色は、道を走りながらの車窓もよいですが、やはり展望台からの眺めはもっとよいです。
ちなみにこの閑乗寺の場所は南で、井波の近くです。
あと私はまだ見たことがないですが、田んぼに水が張られる水鏡の風景がすごく有名!4月終わり~5月中旬の稲が育つ前に、是非行ってみてください。
そして砺波といったら、次は庄川でしょうか⇒
庄川水記念公園
砺波の南端、庄川沿いにあるこの公園は、はるばる遠くから観光に訪れるようなものではなく、素朴な地元民の憩いの場 (お子様レジャーや、デートスポット?) といった感じでしょうか。


ウッドプラザ 巨大水車
地元産のお土産や軽食(名物ゆずソフトや、おやき)、足湯などがあります。
鯉恋の宮
鯉に願をかけて鯉をかなえるパワースポット!厄払い・開運祈願の「鯉の宮」、縁結び・恋愛成就の「恋の宮」が名前の由来だそうです。
屋上まで上がって、高所恐怖症注意の下が見える網の通路の奥で「鯉恋の鐘」を鳴らします。
また下には散歩道もあり、毎年1月7日には奇祭「厄払い鯉の放流」が水辺で行われるとのことです。
■なぜこのようなスポットをご紹介したかといいますと、まあたまたま富山在住の友人が連れていってくれたからというのもありますが、この近くは庄川温泉郷なのです (泊まったときにちょっと行くのに〇かと)。
さらにはここから先へ進むと庄川峡で、桜の時期も、紅葉の時期もすてきなので、そのついでにちょこっと立ち寄ってみてはとおすすめしたかったので。
ちなみにこの川もさらにもっと進んでいけば、あの有名な「大牧温泉」があります。
道の駅 庄川
砺波を始めとする富山県の特産品がいろいろ売られており、飲食コーナーもあります。
私は庄川名物の柚子を使った「ゆず味噌ジェラート」を食べてみましたが、けっこう私的には美味でした。
次回また訪れる機会があったら、「よごし丼」にトライしてみたいです(=野菜をゆでて細かく切り、お味噌で味付けして炒りつけた、砺波で昔から食べられている郷土料理)。






砺波市の南東端、南砺に入ってすぐ。木彫刻で有名な町。「瑞泉寺」と門前に伸びる石畳の「八日町通り」を歩きます。
