富山のおすすめ観光スポット➂~富山市

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初めましてMASAと申します。添乗員がお届けするブログ【MASA-TABI|海外旅行に出発する前の参考に】の国内編です。

富山の観光というと=立山黒部アルペンルートで、その他を観光することはないかもしれません (特にツアーでは白川郷や飛騨高山との組合せばかりで)。

ですが行ってみるといろいろ発見も多かったので、この記事では、私がおすすめしたいスポット+現地の友人に教えてもらったものを合わせてご紹介していきたいと思います。

NYタイムズ「2025年に行くべき52か所」に選定された今、富山市内にも改めて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

なお、富山市以外のエリアは、別ページで紹介しています(一番下にリンクあり)。

富山エリアマップ

富山市街地

まずは行くべきであろう有名スポットは、富山市ガラス美術館、池田屋安兵衛商店あたりかと思いますが、この記事ではその他のものを⇒

富岩運河環水公園

富山駅から北へ徒歩10分、地元民の憩いの場といった感じでしょうか。まあ観光で行くことはあまりないかもしれませんが、「世界一美しい」に選ばれたスターバックスがあることで有名です。

春はピンク色にライトアップされた桜が水面に映る風景が素敵ですし、夜は天門橋が「赤い糸」で結ばれてロマンティックです(TOP画像)。

路面電車

富山市内の路面電車まずはこの市電の環状線に乗ってざっと市の中心街を一周してみるとよいと思います。

新幹線と立体交差で南北貫通になっている市電のホームは、新幹線改札口を出るとすぐ先です。

いまだにこんなレトロな車両が走っていることが非常に魅力的ですが、観光で一番利用する「環状線」は残念ながら新型車両です。

この環状線で、富山城や総曲輪まで行くことができます。1回券240円x2で十分と思いますが、3回以上乗るなら1日券を買われるとよいです(650円)。

その他、北の岩瀬に行く場合や、あと西の富山大学行きに乗ると、戻ってくるときの立山連峰の景色がよさそうです。

富山城

富山城小さなお城なので、見るだけだとそんなと思うかもしれませんが、前田家以前から歴史があるのです。現在、天守閣は郷土博物館になっています。

とやま観光ナビによると歴史は

”1543年に越中国西部の守護代・神保長職によって築城されました。

戦乱の世、上杉氏や織田信長の家臣・佐々成政といった度重なる城主の交代。1585年には豊臣秀吉の征討を受け破却となりましたが、次に統治を担った前田利長が修築を図ります。大火による焼失や一国一城令による一時廃城を経て、再び改修された「富山城」。1639年の富山藩成立以来、約230年の間、前田家の居城とされました。

1873年、廃城令により取り壊されることとなりましたが、旧本丸御殿は当時の県庁舎として活用され、地元有志が城址の景観整備に当たるなど、富山城を後世につなぐ活動が行われました。

昭和期には空襲を受けましたが、城址やその周辺は復興され、1952年に「富山城址公園」として開園。1954年には、戦災復興事業完了を機に開催された「富山産業大博覧会」を記念し、現在の『富山城』(天守閣) が建築されました (国の登録有形文化財)。”

市役所展望塔

地上70mにある展望塔へ、無料で上がることができます。360°のパノラマ景色を楽しめ(下の街の様子も)、天気がよければ立山連峰も見えます(9-18h、4-10月は-21h)。

総曲輪

富山城の南に位置する富山市の中心市街地で、総曲輪(そうがわ)通りはアーケードの商店街になっています。

そんな観光的には見どころではないかもしれませんが、私的には「地場もん屋 総本店」に行きたいです (ここでしか食べられないカウヒーソフトがある)。

また「SHOGUN BURGER」(今や全国的に有名なこだわりの和牛バーガー) は、この総曲輪が発祥だそうです。

富山市の西

呉羽山公園 展望台

呉羽山公園展望台富山駅から西北西へ4km、富山県を東西に二分する呉羽丘陵にあるこの展望台は、立山連峰を望む絶好の場所。

ただ見えるかはもちろん天気次第ですし、冬の時期でないと雪を被った姿は見られません。

ですが立山連峰以外にも、街を一望できるスポットなのでとてもよいと思います!北陸新幹線の線路も見える。

また麓には、民俗民芸村の建物が集まっています。

富山市の南郊外

JR高山本線

JR高山本線を千里駅ホームより撮影高山本線の車窓より田んぼの風景現地の人は移動手段としてはほとんど利用していないようですが (車でないと用が足りない)、観光的にはほのぼのとして私は好きですね (今はない昔懐かしい感じ)。

本数は1時間に1本とか少なく、2両編成で、朝夕は学生さんたちでいっぱいになります (富山駅では早くからホームで並んでいる)。多くは2つ目の速星駅で降りてしまいますが、特急で高山まで行くこともできます。

また、速星からさらに→千里 →越中八尾 (おわら風の盆) まで行けます。外国人観光客も見かけました。

越中八尾

八尾、西町の石垣八尾、諏訪町本通り「おわら風の盆」の開催地として有名な町ですが、そのお祭りの前に、日中のうちにこの古い建物が残る風情ある町並みを見ておきたくて、散策目的で訪れました。

電車だと上記のJR高山本線で、越中八尾駅より町の入口まで徒歩25分くらい(約2km)、コミュニティバスもあります(電車共に本数少ないですが)。

見どころは⇒ まずは➀西町の石垣、そして➁諏訪町本通り、辺りかと思います(上記画像)。

➀の石垣は、北の井田川側から町を見ると禅寺坂の辺りで広がっており(町は高台にある)、この坂を上って町に入る感じです。

➁そして右奥に進んでいくと(南西)、「日本の道百選」にも選ばれている諏訪町本通りにたどり着きます。眺めは一番奥(西)から振り返るのがよいです (緩やかな下り坂になっていて)。

また、八尾の歴史は富山県庁HPによると⇒

”八尾の名はこの地が飛騨の山々から富山へのびる八つの山にひらかれたことに由来するといわれています。八尾町は、かつて街道の拠点として飛騨との交易や売薬、売薬用紙の販売、養蚕による収益などで繁栄した経済力豊かな町でした”と。

おわら風の盆

おわら風の盆(鏡町・おたや階段下)おわら風の盆(諏訪町・町流し)江戸時代から300年間続く富山が誇る秋の風物詩で、毎年9月1~3日開催。

その歴史は越中八尾観光協会HPによると⇒

”おわら風の盆が行われる9月1日は、立春から二百十日目にあたり、台風到来のシーズンと重なる風の災厄日とされてきました。豊作を祈るとともに、風の災害がおこらないことを願う行事として「風の盆」という呼び名が付けられたと言われています。”

アクセスは、車だと規制がかかるので、2025年ではスポーツアリーナ駐車場に停め(行事協力金1台3000円)、シャトルバスで八尾大橋まで (電車でもこの期間は増便があります)。

11の支部でそれぞれの踊りをやっているとのことで、適当に行き当たりばったりで見ようと考えていましたが、まずは一番メインと思われる「鏡町・おたや階段」に行ってみました。

そうしたら次の踊りまではあと50分後あったので、階段に並んで座って待ちました (時間になると前に詰めていく)。3方向からやってくる踊りを上から見ました。

続いてはやはり「諏訪町」かと思い、行ってみたらもう既に終わりかけで、本通りの終点側から向かってくるのを遠めに見ました (やはりスケジュールをチェックしていかないとダメですね)。

時間は17時から(3日目は19時~)やっていますが、夜遅くの方が空いてるだろうと19時半すぎに行ったら、すごい人でビックリ。2025年は初日8万人、3日間で計19万人と去年より6万人も多かったそうです。

まあどちらかというと静かな感じのお祭りですが、提灯でライトアップされた夜の街の雰囲気もよいですし、一度は行ってみたかったのでよかったです!

まとめ

いかがでしたでしょうか。富山市中心街+越中八尾観光で私がいいなと思う一例のご紹介でした。

そんな派手さはないかもしれませんが、富山市にはよい観光スポットがたくさんあると思うので、アルペンルートの次は是非訪れてみて下さい!

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